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2025/11/29 05:14 |
辻説法 1962 【 ニルバァーナ ・・・ ナラカ ・・・ アーカーシャ 】 

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【 ニルバァーナ ・・・ ナラカ ・・・ アーカーシャ 】 


ニルバァーナ : 【 涅槃 ) と訳される。 (サンスクリット語・ Nirvāṇa)

           死・悟り・滅・滅度・寂滅・寂静・不生不滅の意味。

ナラカ     : 【 奈落 】 と訳される。(サンスクリット語・Naraka)

           地下世界・地獄を意味する語。

アーカーシャ : 【 虚空 】 と訳される。(サンスクリット語・Ākāśa)

           何もない空間・大空を意味する語。

           ※ 漢字文化圏における小数の単位(命数)の一つ。
         
           虚空が差し示す位は 【 10の-20乗 ・ 1垓分の1 】である。


拳骨和尚の寺にお釈迦さまの涅槃図がある。

お釈迦さまの死をたくさんの人々と動物たちが嘆き悲しむ図である。

中には此の世の者でない者も ・・・ いる。


ずーと前から違和感を感じていたことがある。

それは涅槃である。

お釈迦さまの死後様々な解釈をなされいる。

たとえば 【 有余涅槃 ・ うよねはん 】 と 【 無余涅槃 ・ むよねはん 】

有余涅槃とは釈迦が三十五歳で成道して八十歳で入滅するまでの間の「さとり」の姿を言う。

無余涅槃とは八十歳で入滅した後の「さとり」の姿とみるのである。

有余 ・・・ 無余 ・・・ の余は体のことらしい。


もう一つある 【 無住処涅槃 ・ むじゅうしょねはん 】 と言う。

無明を滅して智慧を得てあらゆる束縛を離れて完全な自在を得る ・・・ とある。

これは生きてる間のこと。

死んでからでは絶対に無理 !


ところが拳骨和尚の寺にある涅槃図をよく見てみると ・・・ 

逆立ちしてもお釈迦さまの死を悲しんでいるようにしか見えない。


ニルバァーナ ・・・ 涅槃寂静  

仏教用語で、煩悩の炎の吹き消された悟りの世界 ( 涅槃 ) は

静やかな安らぎの境地 ( 寂静 ) であるということを指す。

涅槃寂静は三法印 ・ 四法印の一つとして仏教が他の教えと根本的に違うことを示す。


先日お偉い文学博士と大学の宗教学の教授と一緒に一杯( たくさん )飲んだ。

そのとき面白い話を聞いた ~ と言っても腹を抱えて笑える話じゃありませんよ。


涅槃と訳されたニルバァーナと地獄と訳されたナラカが同じものだと !

それがアーカーシャ 【 虚空 ・ Ākāśa 】 だと !


そんな ~ バカな ! です。


それとインド・アーリア系語族のヨーロッパに渡ったニルバァーナが

【 二ヒル 】 になったとも。


もう余計な尾ひれ・背びれ・尻びれは付けるのを止めて ・・・

【 ニルバァーナ = 死 】 とした方がすっきりする ! と思った。


之で納得したわけではない ~ 涅槃と奈落が同じもの ! 

納得いくまで調べる事にした。。。







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2013/07/22 17:34 | Comments(0) | 未選択

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