【 夢中説夢 】 とは禅の大家 ・ 道元禅師の言葉である。
夢の中で見た夢を説く ・・・ とでも言うのだろうか ?
今回これを体験した。
電話をもらったその夜 ・・・ 酒も飲まずに本堂に籠もった。
拳骨和尚の所にあるにじまない紙は ・・・ A-4のコピー紙しかない。
濃い墨汁の原液で書きまくった。
途中 ~ 筆が傷むなあ ~ と思いながら 。。。
でも ・・・
♪ ハートのエースが出てこな ~ い やめられないこのままじゃ ~ ♪
とキャンディーズのスーちゃんの歌声が聞こえた。
・・・ 200枚は書いただろうか ?
ちょっと疲れてきた。
その時 頭の真上で ・・・ ブ~ンという羽音を聞いた。
なんだぁ ~ ハエでも飛んでるのかあぁ ~ ?
もうそろそろやめにしたら ~ と聞こえた。
でっ ! やめた。
庫裏に戻り ・・・ 芋焼酎をいっぱい引っかけて寝た。
すると ~ 夢を見た。
それは ・・・ 【 悠 】 を書いている夢。
拳骨和尚ではありません ・・・ 誰かわかりません。
その書いている人の真上から一晩中見ていた。
なるほど ~ ここは ~ こう書くのか ・・・
それで目が覚めた。
翌朝 ・・ 散らばっている本堂をかたずけに行ったら !
玄関の御影石の上に ~ 何やらころがっている。。。
よく見たら ! スズメバチ ~ 2~3センチはある大物 !
こいつが 昨晩 頭の上を 飛んでいたのか !
飛んでもない ! 話である。
でもこの子のお陰でやめられた ~ 弔いのお経を読んでやった。
でも ~ 何処から入ってきたのだろうか ?
つづく 。。。
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