拳骨和尚の辻説法

【　剣と筆とを取り持ちて　・・・　】　とは　【　嗚呼　玉杯に花受けて　】　の一節。

文武両道のこと。

古代の武術は人を合理的に殺める技術。

それが現代において武道と名を変えた。

人を瞬時に殺傷できるほどの技術を身につける。

強靭な体力・精神力がなければ不可能。

その為の心身の鍛錬　・・・

それがなければ単に狂人の刃物。


文道　・・・　

政治・経済　・・・　一切の治世産業を導く方法と人


武道　・　文道の目指すところ行き着くところ　・・・　それは仏道。



武道を代表するのは　・・・　剣

文道を代表するのは　・・・　筆


拳骨和尚は筆を選んだ。


一切衆生が帰依すべきは　・・・　三宝。


【　仏 ・　法　・　僧　】　のこと。


仏は　・・・　十方　・　三世の諸仏　

十方とは東西南北と北東、北西、南東、南西と上下。

三世とは過去荘厳劫　・　現在賢劫　・　未来星宿劫に出現した　・　する

三千人の仏達。


法は　・・・　正と妙。

意味が全く違う。


僧は　・・・　五万といる。　善いのも悪いのも　・・・



筆が無ければ字が書けない　・・・　当然の真理



拳骨和尚が選んだ筆　・・・　


一番細いのが桐箱の箱書き用。　(　この筆でも書いた　一番左　)

真ん中のが曼荼羅の主題と四天王と梵字用。(　左から二枚目がそう　)　

一番最後の一番太い筆　・・・　龍。

龍で南無阿弥陀仏を書いた。 (　右二枚　)　



これに決めた。