拳骨和尚の辻説法

みなさん　！　ごきげんいかがですか。

今日の辻説法は　【　南無弥勒菩薩　】　です。


突然ですが　！　この弥勒菩薩は

今何処に居られるか　？

何時　・　何処に現れるか　？

そして何をされるか　？

ご存知ですか　？


和尚さん　！　突然何を言い出すのですか　？


そうです　・・・　突然　・・・

何時も辞令は突然に　！　やって来るのです。

(　残念ながら時と場所と人数を言わない社交・辞令は決してやって来ることはありません　)


出会い　・　別れ　・　病　・　死　・・・・

何時も突然にやって来ます　・・・

喜　・　怒　・　哀　・　楽　・・・　を伴って　・・・


弥勒菩薩　・・・


今　【　兜率天　・　とそつてん　】　に居られます。

【　弥勒下生経　】　には５６億７０００万年後にこの地球　・　娑婆世界に

バラモンとして出世してお釈迦さま同様に出家したのち竜華樹下で悟りを得て

三度にわたり説法を行い多くの人々を救うと言う。

(　これを竜華三会という　）

古い経典では３０００年後とも言われている。　

【　初会９６億　二会９４億　三会９２億　】　の計　２８２億の衆生を済度すると

説かれています。


【　無量寿経　】　には

阿弥陀仏の本願を後世の苦悩の衆生に説き聞かせるようにと

釈迦牟尼仏から弥勒菩薩に付属されてもいるのです。


なんとも不思議な弥勒菩薩　！　です。


和尚さん　！　本当なのですか　？


う　～　ん　・・・　なんとも言いようがありません。

５６億７０００万年後と言われても　・・・

確認しようがありません　・・・

今からですと　！

それは３０００年後でも同じです。


だったら　！　嘘なんですか　？


これを一言　！　嘘　！　だと言えば楽なんですが　・・・

そうも行きません　・・・


どうしてですか　？


それは日蓮大聖人さまの大曼荼羅御本尊に勧請されて書かれているからです。

そしてたくさんの人たちに日夜礼拝されているからです。

【　南無弥勒菩薩　】　と　・・・


そんなことはありません。

お題目と方便品と寿量品しか読んでいませんし　・・・

南無弥勒菩薩なんか言った覚えがありません。


でもね　～　損害　・　生命保険の契約書をよく見もせず読みもせず

該当項目に無い事は適応されませんよ。

明記されているから保障されるのです。

世間の法でも契約は厳しいのです。

書かれてあることは実行されます。

書かれていないことは無効です。


仮にこの弥勒菩薩のすべてが嘘　！　だとすると　・・・

日蓮の大曼荼羅のすべてが嘘　！　になってしまうからです。


南無釈迦牟尼仏も南無阿弥陀仏も　・・・　南無妙法蓮華経　日蓮　在御判もです。

日蓮は自筆の大曼荼羅に　【　南無弥勒菩薩　】　と誰が見ても解るように

はっきりと書かれています。

【　南無　】　の意味はもう言わなくてもお解かりですね。

もし日蓮が末法の御本仏だとしたら　・・・

その御本仏が　【　南無弥勒菩薩　】　と言われ明記されているのです。