みなさん ! ごきげんいかがですか。
殺伐としたこの世を ・・・ みんなが安心して暮らせるようするには ?
殺と言う字を金色に光り輝く仏さまにしなくてはなりません。
日蓮の言うように ・・・
でも どうすれば出来るのでしょう。
一体 ! 誰が出来るのでしょうか ?
それをお聞きしているのです。
それは 【 仁 】 です。
仁とは人のことです。
それもとても優れた人のことです。
あの 【 御仁 ・ ごじん 】 と言うでしょう。
この仁も字画は4画です。
画数が少ないと言って意味が少ないかと言うとそうではないようです。
実際は画数の少ない字ほど重要な意味が持たされています。
さて ! 仁の意味を調べましょう。
【 仁 】 : 漢・ジン 呉・ニン
1. いつくしみ。 慈愛。
2. なさけ。 思いやりの心。 あわれみ。
3. 恵み。 恩徳。
4. 儒教の徳で親しい肉親から次第に縁の薄い人や他人に及ぼす愛の心。
5. 人。 「 あの仁 」
6. 果実の中心にある芽となる部分。 「 杏仁 」 「 桃仁 」
7. 仁の徳を備えた人。 有徳者。
8. うるおい。
9. しのぶ。 忍容。
10.あいてに関する語の上に冠する敬称。 情けがある意味。
【 字源 】 : 人と二の合字。
二人の間に起こる親しみいつくしむ心。
・・・・ 無理だな ! ・・・・
言葉の上では誰でも分かるし理解もできるし判別もつく。
でもこれ実際には出来ない ? かも知れん。
多分 ・・・
猫の目のように動き回る心。( 本当は猫の目はくるくるとは動きません )
クレームをつけることを人生の喜びと感じている ・・・ 人たち
拳骨和尚も含めての話です。
せっかくたどり着いた 【 仁 】 なのに ・・・
【 殺 身 成 仁 】 は夢物語か ?
拳骨和尚はこれを最初見た時 【 即 身 成 仏 】 と見間違えたのです。
よく見てください。
二文字が違うだけです。
即身成仏は経典にない言葉で密教の大家弘法大師空海大和尚が作った言葉です。
日蓮の21才の時の処女作 「 戒体即身成仏義 」 のタイトルです。
妙蓮華経の光に照らされて本有の尊形になる ・・・ とも言っています。
妙法蓮華経の光 ・・・ ?
大曼荼羅のヒゲ文字の事だと習いました。
この光は何でしょうか ?
それは法華経の序品で東方 ( 過去 ) 万八千世界を照らしだした
お釈迦様の眉間から放たれた白豪です。
透明の光です。
経典に登場するすべての仏さまは金色に輝いています。
阿弥陀仏 ・ 大日如来 すべてです。
透明の光に照らされないと金色には輝きません。
赤色のついた光に照らされると赤色に光ります。
【 天に二日なし 】 と言って折伏される方がいますが
天には一千億以上の太陽があります。
仏様も三世の諸仏と言いましてその数無量です。
阿弥陀仏は別名 【 無量光仏 】 です。
無量寿仏の別名もあります。
地球上のすべての動植物を育む光です。
この太陽光が無ければ死の星になってしまいます。
仏教には現実の光とは別に 【 智慧の光 】 も用意されています。
五常 【 仁 ・ 義 ・ 礼 ・ 智 ・ 信 】 にも智が入っています。
なんだかとても有り難い気がしてきました。
仁義と言うとヤクザガ切るものだと思っていましたが ・・・
実は違うようです。
【 仁 】 とは 【 不殺生戒 】 を持ち親しい肉親から次第に縁の薄い人や
他人に及ぼす慈愛の心を 【 智慧 】 を持って実践する勇気ある人のことです。
一体誰のことでしょう ?
貴方に決まっています。
これでやっと 【 殺 】 を光り輝く金色の仏さまに出来ますね。
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