みなさん ! ごきげんいかがですか。
40年ぶりの再会です。
嬉しいような ・・・
なんか複雑な気分です。
彼が寺に来る用件が 【 聞いてほしい事がいっぱいあるねん 】 です。
一体 ! 40年ぶりにあう旧友に聞いてほしい事とは ?
それに坊さんになったんやろ ! です。
自分の葬式でも頼みにやってくるのか ?
前日は色々と考え込んでいました。
さて当日です。
午後一時前に姫路の駅から電話があり
姫新線の余部駅に迎えに行きました。
久しぶりに会う彼はずい分おじさんになっていました。
当たり前です。 来年還暦ですから ・ ・ ・
さて寺に着きました。
やはり恩地川の川原の決闘の話になりました。
なつかしい ! もう40年も前の話やね。
ところで聞いてほしい話って何なの ?
死ぬのが怖い !
病気が怖い !
年取ってゆくのが辛い !
誰も俺の結うことを聞いてくれない !
俺の財産を他人にやりたくない !
ザーッとこれ位でした。
他に ? 無いの ?
まあ ~ そうやな ・ ・ ・
何や ! 俺と一緒や !
えっ !
あのね ! これらの諸問題は人類共通の悩みです。
そうしたら彼は考え込んだ後で・・・ ぷっ ! と小さく噴出しました。
少しは気が楽になったようです。
拳骨和尚は人に説教するのが大嫌い。
人に説教されるのも大大嫌いです。
説法は 【 解決方法を説明する 】 事だと考えています。
それも他から仕入れてきた話ではなく
実際に経験 ・ 体験したことを
面白おかしく愉快にお話しするのがベストです。
これらは四苦八苦といって全部真理です。
解決方法は 【 六波羅蜜 】 が一番手っ取り早いですよ。
六波羅蜜はネットで検索してください。
なぜこんなことを言ったのか
彼は学習塾を経営しているからです。
今でも教壇に立っているからです。
それで ! お金はあるの ?
どういう意味 ?
職業はと言う意味です。
ああ ! ある。
暮らしてゆくには十分ある。
それは良かった !
お金があれば人生の苦しみの八~九割は解決したも同然です。
もしお金がなければ大変なことになります。
それが有るだけでも感謝の対象です。
といつもの調子の辻説法です。
とても気持ちが良くなった ! 軽くなった ! と。
また ! 来てもいいか ?
もちろん !
今度は泊まっていったら良い。
ありがとう。
彼との話は3時間。
気がつくと午後4時をまわっていました。
彼が拳骨和尚の所在をたずねた友人がいます。
喧嘩の代表10人に選ばれた一人です。
かつての拳骨和尚の会社の経理を見ていた会計事務所の所長です。
彼にもご無沙汰しています。
2011年は花高六期生の卒業40周年だそうです。
忘れていました。
今年は40周年記念の同窓会が行われるそうです。
なんとしても出席したい !
旧友のみんなに会いたいな ~ と思っている拳骨和尚がいました。
諸行無常 ・ 一切皆苦 ・ ・ ・
生 ・ 老 ・ 病 ・ 死 ・ ・ ・
求不得苦 ・ 愛別離苦 ・ 怨憎会苦 ・ ・ ・
布施 ・ 持戒 ・ 忍辱 ・ ・ ・ ・
四苦八苦とはよく言ったものだ ! と今更ながら
お釈迦様の人類を救出する達観の
六波羅蜜に感謝しました。
【 友あり遠方より来る また楽しからずや 】
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