みなさん ! ごきげんいかがですか。
拳骨和尚の住む春日の村は !
とても ! ミステリーです。
この村の長老はとてもダンディーです。
この冬の寒いのに 【 ハーレー ・ ダビットソン 】 に
鼻の頭を真っ赤にして乗ったりしています。
この長老に聞いたのは
とても不思議な水門の事でした。
拳骨和尚はこの水門が稼動して閉じている所を
この十四年間で
たった一度も見た事がありません。
いつも開き放しです。
いつも交通の邪魔になっています。
取り外した方が良いと思うのです。
ところが誰もそのことを言わないらしのです。
長老に聞きました。
おもむろに話されました。
【 明治の始めのころ 若竹の村の人たちが
春日の村に大挙して押し寄せました。
丁度この水門のところにです。
若竹の村の人たちは
口々に 「 水門を切れ ! 」 と言っています。
春日の村の人たちは
「 そんな事できるか ! 帰れ ! 」 と言っています。
そして争いが起こりました。
武器は
「 くわ 」 や 「 すき 」 や 「 鎌 」 の農機具です。
何人も死者がでました。
そして水門が開け放たれました。
一挙に水が流れ出しました。
管理がされずに放たれた水は流れただけです。
ただ何人もの人が無駄に死んだだけでした。
人が死んだだけで
田畑を潤す水にはなりませんでした。
この事がきっかけで春日の村と若竹の村は
一切の行き来がなくなりました。
それまでは嫁のやりとりも盛んだったのです。
当然親戚もたくさん居ます 】
長老曰く
【 今もそうです 】 と !
拳骨和尚はなんだか悲しくなってしまいました。
この水争いの原因は 【 干ばつ 】 です。
雨が降らなかったのです。
ところが水はあったのです。
この高川の源流は 【 ため池 】 です。
この川の全長はたったの 【 4.252キロ 】 です。
明日 !
この高川の源流の 【 ため池 】 に行ってきます。
拳骨和尚のところから歩いて10分ぐらいの所です。
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