拳骨和尚の辻説法

みなさん　！　ごきげんいかがですか。

今拳骨和尚のところに　【　花の慶慈　】　が来ています。

お利口にしています。

さて　！　今日の辻説法は　【　墨蹟　】　です。

【　墨跡　】　とも書きます。

人間が墨をすって筆で文字を書いたあとの事です。

もう既に亡くなった偉大なお坊さんの墨蹟は

【　高僧遺墨　】　と言います。

たくさんのお坊さん達が　【　墨蹟　】　を残しています。

しかし現代に残っているものはほんの一握り　！　わずかです。

値の付かない　【　書　・　墨跡　】　は

廃棄されるか燃やされるかです。

そして残念ながら

【　コピー　】　と　【　板曼荼羅　】　は

【　墨跡　】　と言うことは絶対にありません。



但し　！

精巧に複製された写真印刷のものは　【　墨蹟　】　を

楽しむ事は充分に出来ます。

今日は我が師日蓮の大曼荼羅の　【　墨蹟　】　を

十分にお楽しみ下さい。



ついでに拳骨和尚の墨の跡もお楽しみ下さい。

大聖人の御書　開目抄で

【　我　日本の眼目とならん　！　】　と言われた

【　師子の眼　】　が　！

大曼荼羅の中に　【　魂を墨に染め流して書きて候ぞ　】　と

【　魂魄の文字　】　で書き留めておられます。

この眼と眼が合ったら　！

ただではすみません。

この大曼荼羅書写こそ　！

拳骨和尚の生涯の仕事です。