みなさん ! ごきげんいかがですか。
今回大曼荼羅書写を行なった【 みやこめっせ 】 の
一番広い第三展示場です。
4000?の広さがあります。
40 × 100mです。
でも柱が一本も無いのです。
天上高は6.75mです。
吹き抜けの三階の高さです。
この空間が 【 27000立方メートル 】 です。
オリンピック公認の50mプール ! 18個分です。
この空間 !
当然 ! 【 禁酒 ・ 禁煙 】 です。
【 写真撮影 】 もです。
本当に禁煙だけでも助かりました。
拳骨和尚はこの広すぎる空間のほぼ中心で大曼荼羅を書写しました。
余計な事は一切口にしません。
最初自信がありませんでした。
心に波が立ち 木の葉のように揺れ動く ・ ・ かも知れん
と感じていたのです。
書写が進むに連れて不思議なことが起こり始めました。
たくさんの人の話し声のする雑踏の中での書写です。
回りがまったく気にならなくなったのです。
と言うよりも !
この空間の中の出来事と ! 話し声の内容が !
手に取るように解かり始めたのです。
でもうるさくないのです。
一体なんだろう ?
不可思議境とでも言うのでしょうか ?
この空間全体が !
一つの大曼荼羅の世界になったような気がしました。
最終日の最後の大曼荼羅の御題目を書き終えた時
熱い眼差しの主が声を掛けて来られました。
【 自坊は何処ですか 】
まだありません。
これから 【 稼いで ! 儲けて ! 】 大曼荼羅書写の道場を
建てたいと思っています。
私もそうです。
【 見事な硯ですね ! 】
はい ! ありがとうございます。
母と母の親友の御夫人にお布施で頂いたものです。
【 南無妙法蓮華経 ・ なむみょうほうれんげきょう 】 ですね。
嬉しかったですよ !
初めて 【 なむ 】 と正式に言われたのを聞きました。
それまでは
【 なんみょほうれんげきょ 】 か ! がほとんどでした。
【 この書体はなんと言う書体ですか ? 】
すべての書体に当てはまりません。
日蓮聖人の独自の書体で 【 光明点 】 と呼ばれたりしています。
この二日間あなたの書写を見てきましたが
すごい集中力と
坦々とした姿に感動しました。
私も字と絵を書きますので貴方の事が良く解かります。
と言われご自身の事を話し始められました。
岐阜の郡上八幡に住み
二十何年前に事業が倒産して借金取りが毎日押しかけて来ました。
その一年後に最愛の女房を亡くしました。
悲しくて悲しくて ・ ・
大垣市の真宗の別院に逃げ込むように三年間学校に通った。
その後中国に行き水墨画を習った。
それで浄土真宗大谷派の僧呂になりました。
無我夢中で此処まで来て
今七十三歳になって 【 仏画師 】 と呼ばれるようになりました。
有名デパートや海外でも個展を開いています。
この方 【 高垣康平 】 さんと言われます。
先生と呼ばなければなりません。
この老師が 【 和顔愛語 】 の色紙を下さったのです。
拳骨和尚の辻説法 【 大曼荼羅に魅せられて 】 も !
一冊 ! お買い求め下さいました。
サインをして下さいますか ? です。
恥ずかしながら ・ ・ ・ 致しました。
http://item.rakuten.co.jp/shogeikan/10000236/
高垣康平師の 【 仏画 】 が載っています。
高額なのに ! ビックリしました。
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