みなさん ! ごきげんいかがですか。
辻説法 676 【 能不能 ? 】 で
この短い文章に書かれていることが 【 可能か不可能か 】 を
何日かかるか分かりませんが 【 検証 】 してみたいと思います。
と言いましたが止めます。
何故ですか ?
楽しみにしていたのに !
それは期待を裏切って誠に相済みません。
でもね ! 本当に検証できないのです。
その理由をお話します。
臨終用心抄の最後のページを見て下さい。
【 大日蓮華山門流 ( 優婆塞 ) 了哲日心 】 と言う
お坊さんと間違えそうな名前の信者さんが
【 寛延三年 】( 1748年 ) に書き写したと書いてあります。
それから百年後の
【 弘化三年 】( 1846年 ) の栗木仁兵衛 ・ 日敬と言う名前の
人が書き写した本は題が臨終用心抄とあり 【 日寛説法 】 と書いてあります。
その六年後の
【 嘉永五年 】( 1852年 ) 広察本には日寛の名前は無く
臨終用心抄としか書いていない。
この二本とも了哲本と違う内容である。
書き写す時の間違いどころではない。
或いは聴聞者の覚書であるが故にお互いの 【 繁簡 ・ はんかん 】
があるのだろうか ?
【 更詳 ・ こうしょう 】
昭和十一年十月七日 朱校を加えて 原本にしておきました。
日亨 在判。
【 繁簡 】 と言うのは 【 難しいか 簡単か 】 の意味です。
【 更詳 】 は更に詳しく調べなおす ! 必要がある !
の意味だと思います。
この判を押された 【 日亨 】 と言う人は !
日蓮正宗大石寺の59世の貫首上人です。
この方が記録された富士宗学全集 全百何巻を創価学会が
富士宗学要集10巻として発刊したのです。
【 写真2 】
この日蓮正宗の59世の貫首上人が
【 寛記 雑雑 】 と書かれ
【 更詳 】 と言われたのが 【 臨終用心抄 】 です。
雑雑とは 【 雑記帳 】 の事でしょうか。
拳骨和尚さま !
そう言わずに一つだけでも検証して下さい。
やっぱり止めときましょう。
意味がありません。
内容の違う文書を ! 違う内容が判らないままで !
検証など出来っこありません。
検証とは 【 検査し証明する事 】 です。
裁判官 ・ 検事 ・ 弁護士などが実地で検証する事です。
でも !
面白いから一つだけ実地検証してみましょうか ?
では次次回ぐらいの辻説法で !
拳骨和尚 吉野智応
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