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2025/03/04 05:40 |
拳骨和尚の辻説法 その603 【 告知 】
みなさん ! ごきげんいかがですか。

今日大阪は年に一度の天神祭りです。

全国の○○天神の主祭神で学問の神になられた菅原道真公をお祭しています。

このお祭が終わると大阪は夏が終わります。

本当です。

早朝にひんやりとした秋風が一瞬吹きました。

さて ! 今日の辻説法は 【 告知 】 です。

また~和尚さま ! 一体何の告知ですか ?

まさか癌の告知の話じゃないでしょうね ?

そうですよ ! 癌の告知の話です。

【 告知 】 とは 【 告げ知らせること 】 と国語辞典に書いてありました。

【 告知板 】 というのもある。 と書いてありました。

という事は ! 多くの人に分け隔てなく告げて知らせる事です。

ですから多くの人に告知することにしました。

いかに拳骨和尚と言えども体験 ・ 経験した事でないとお話しすることは出来ません。

したところで単なる 【 コメント ・ 論評 】 に終わってしまいます。

拳骨和尚は 【 コメンテーター ・ 評論家 】 だけにはなりたくありません。

拳骨和尚は子供の頃から体が丈夫な方ではありませんでした。

両親もこの子は本当に育つかどうか心配したそうです。

何しろ小学校低学年まで肉も魚も一切食べなかったそうです。

今は大好きです。 お坊さんなのにです。

拳骨和尚は十四年前に癌の手術をしました。

その時に死を宣告されました。 半年か一年かをです。

ところが七年後に完治を宣告されました。

完治を宣告したのは市立豊中病院の院長先生でした。

ところが癌であるとの告知はされませんでした。

拳骨和尚が必死に食い下がって当時の副院長に教えて下さい !

たとえ癌であっても驚きませんし悲観して自殺もしません !

なんなら念書を書いてもよろしいです。

等と偉そうな事を言ったのです。

するとその先生 ! はっきりと吉野さんは癌ですと言われました。

さすがの拳骨和尚も目の前が真っ暗になりました。

入院 ・ 手術 ・ 退院 ・ 通院 ・ 抗癌剤の内服 ・ 定期健診など

七年の月日を豊中市民病院と過ごしました。

この病院の事を 【 死人病院 】 と呼ぶ人もいました。

とても古い建物でした。

とても悪質な悪口です。

途中から大阪大学の構内にあった池を埋め立てて新しい豊中市民病院が出来ました。

まるで超豪華ホテルです。

この新しい綺麗な病院で完治を宣告されました。

とても嬉しかったのです。

次入院するようなことがあれば ! この病院 ! とも思ったのです。

この何年か後でまさか ! この病院に七ヶ月も入院する事になるとは

夢にも思っていませんでした。

拳骨和尚が手術の後の死の宣告どおり死んでいたら ・ ・ ・

たくさんの人の癌の相談をお聞きしその相談にものれなかったと思います。

ところが七年後ですが治ってしまいました。

続く。

拳骨和尚




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2008/07/25 07:36 | Comments(0) | TrackBack() | 未選択

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