みなさん ! ごきげんいかがですか。
さて ! 【 人法一箇 ・ にんぽういっか 】 です。
大石寺の 【 本門戒壇の大御本尊 】 の讃文です。
人と法が同じである ! と言う意味です。
人は 【 日蓮大聖人 】 の事です。
法は 【 南無 ( なん ) 妙法蓮華経 】 の事です。
勤行要典の 【 二座 】 に書いてあります。
せっかくですから全文を書いておきましょう。
【 箇条書き 】 にしてみます。
1.南無本門寿量品の肝心
2.文底秘沈の大法
3.本地難思境地冥合
4.久遠元初
5.自受用報身如来の御当体
6.十界本有常住
7.事の一念三千
8.◎人法一箇
9.独一本門戒壇の大御本尊
御威光倍増 ・ 御利益広大 ・ 御報恩謝徳の恩為に ・ ・ ・
この二座は 【 本尊供養 】 と書いてあります。
この 【 箇 】 は箇条書きの箇です。
拳骨和尚愛用の 【 漢和辞典 】 にはこのように書かれていました。
【 箇 】 ( か ・ こ )
一. 一つ。 物事を数える時に数詞に添える語。
二. さす言葉。 あの この。
この箇によく似た字で 【 個 】 があります。
【 個 】 ( こ ・ か )
一. ものを数える語。
二. コの。 この一つの。 このひとりの。
う~ン ・ ・ ・
【 箇 】 も 【 個 】 も殆ど同じ意味です。
二個 三個 五個 と云う風に使います。
一箇寺 二箇寺 二百箇寺 ・・・
創価学会が大石寺に御寄進したお寺の数にも使います。
しかし 【 一箇 】 も 【 一個 】 も !
人と法が 【 同じ 】 である ! と言う
大石寺の 【 人法一箇 】 には
使えない意味の 【 箇 】 でした。
創価学会発行の 【 日蓮大聖人御書辞典 】 には
日蓮大聖人の御書 ・ 御遺文には無い 【 人法一箇 】 を
【 人法体一 】 【 人法一体 】 と同じと書いてありました。
【 体一 】 も 【 一体 】 も
体を一つにする ! とか
一つの体になる ! と言う半強制の意味です。
【 一体 ! 】 と使うと 【 何 ? 】 の意味です。
人法一箇は元来日蓮大聖人の言葉ではありません。
誰の言葉かと言うと大石寺の26世日寛と言う貫首が六巻抄で言い出した
言葉です。
創価学会発行の
日蓮大聖人の御書辞典には
【 人法一箇 】 【 人法体一 ・ 一体 】 の出典が
明記されていませんでした。
拳骨和尚がまだ若かりし頃
大石寺や創価学会の 【 情念の話術 】 に酔いしれていた時には
何ともカッコイイ言葉だと思っていました。
【 情念の話術 】 とはナチスドイツの総統が大衆の支配のために
採用し使った洗脳方法です。
【 ヒットラーの魔力 】 【 大衆は女である 】 とも言われています。
今 !
大日蓮宗の高山智正上人の下で得度して
物事を落ち着いて考えられるようになると
何とも ! 不思議な
理解不可能の言葉であると気がつきました。
大石寺の勤行要典の二座の文章を !
一言一句 ! 噛み砕きながら !
本当に理解できて !
腑に落ちるかどうか ?
よく読んでみて下さい。
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