【 沐手 ? 】
大可先生の書には 【 大可 沐手 篆於 長春 】 と書かれている。
【 大可が 手を洗い 長春に於いて 篆す 】
ならば 【 洗手 】 と書けばよさそうなものである。
でも わざわざ ! 沐浴の 【 沐 】 が使われている。
何か訳でもあるのだろうか ?
【 洗手 ・ xi shǒu 】
中国語で洗手は 【 シィ ・ ソゥ 】 と聞こえる。
もちろん ~ 手を洗うことである。
しかも 【 洗手間 】 【 シィ ・ ソゥ ・ ジェン 】 はトイレの事。
昔中国でよく聞いた。
【 そろそろ 11時半 今からトイレに行って ~ 洗手 ~ シィソウ 】
昔の中国は全員が国家公務員 !
これ ~ みんなが言っていた。
それと ~ 悪事を止める足を洗う意味もある。
だから ~ 大可先生は使わなかったと思う。
【 沐 】 : 頭髪を洗うこと。 しいては体を洗う意味に転化。
有名なのはインドのガンジス河の沐浴。
とても水が ~ 汚い ! てなもんではない。
日本人がガンガーで沐浴すれば ~ 必ず・・・
日本の93才のおばあちゃんの有名なお坊さんが無理して ~
ガンジスに白衣を着て入っていった。
その時の ~ イヤ ! そうな顔が忘れられない。
普段していないことは ~
いくらテレビ番組の撮影だと言っても無理することはない。
この 【 沐手 】 の意味は奥が深い。
PR