【 武術の極意 】
世界にはたくさんの武術がある。
それの一つ一つに極意と言われるものがある。
それは一子相伝の秘伝もあれば広く公開されているものもある。
拳骨和尚が考える極意とは !
間合いに尽きる。
くどくど説明しない。
間の言葉がある ・・・ 間抜け ・ 間延び等は ~ まったく役に立たない。
間合い ・・・ 切る! 入る ! 詰める ! 最後に見切る。
昨日 ・・・ 余った和紙に南無阿弥陀仏を書いた。
思い切り小さい文字を書き ・・・ 思い切り大きい文字を書いた後で
小さい和紙に最初の南を大きな文字を書いてしまった。
南を書いた後で 一瞬 ! 和紙の全体を見通した。
とてもじゃないが ! このままじゃ ~ はみ出る ~ なっ !
でも ! はみ出たらはみ出たでいいじゃないか !
そのまま気にもせずに最後まで一気に書き上げた。
無意識に思い切り間合いを詰めていた ・・・ と言うより間合いが無い !
昨日の今日 ・・・ もう一度見直した。
世の中の書家の先生 ・・・ お坊さんの書 ・・・ たくさんあるが
一字一字が密着している文字は見たことが無い。
武術の世界で攻防一体と言うが ・・・ これだけ密着すると攻防不能になる。
後は笑って仲直りするしか 【 他に方法が無い 】
中国語では之を 【 没弁法・メイ バン ファ 】 と言う。
【 仕方が無い ・ 私の所為ではない 】 の意味に使われれますが ・・・
こう言う人は直前に必ず 【 没問題・メイ ウェン ティ 】 と言います。
問題ありません ・ 大丈夫です ~ と。
大丈夫 ・ 問題ありません ! といって大丈夫だったことは一度もありませんでした。
絶対に相手の攻撃が届かない距離では ~ 好き勝手なことが言える・殺されることもない。
これだけ密着すれば争い事そのものが無用・不要になる。
特に無と阿の文字 ~ 雲ひとつ無い高度1万メートルの上空を
たくさんの乗員乗客を乗せクルージングしているジェット機のような ~ イメージが湧く。
そういえば臨終の時のお迎え ・・・ 二十五菩薩を随え来迎印を結んだ阿弥陀仏は
雲に乗り ・・・ 空を飛んでいらっしゃる。
なんとも不思議な文字が出てきた。。。
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