【 मण्डल maṇḍala シリーズ 13 】
【 きっと ! 日蓮はこうしたかった ・・・ 2 】
曼荼羅の中から本尊を選び出す儀式 ・・・ 投華得仏。
目隠しをして曼荼羅の前に連れてゆかれる ・・・
そして樒を投げる ・・・
華が落ちた処の諸仏 ・ 諸天が ・・・ 生涯の本尊となる。
金剛 ・ 胎蔵の両界曼荼羅に各一つ。
仏に落ちたら ・・・ 念持仏。
天 ( 神 ) に落ちたら ・・・ 守護神。
どちらも本人にとっての御本尊。
是を結縁 ・ 伝法潅頂と言う。
しかし本人は見ることは出来ない。
何処に落ちたか ・・・ 伝える人が言葉で言うだけ。
出来ないゆえに ・・・ さまざまな誤解が ? 生まれる ・・・ た。
現在ではすべて大日如来に落ちたと言うことになっている。
日蓮は若い頃 空海の開いた高野山金剛峰寺で修行している。
今でも高野山の隅っこの方に 【 日蓮上人修行の跡地 】 と石碑が建っている。
当然 ! 投華得仏も行ったはず。
では日蓮の得た 金剛 ・ 胎蔵の両界曼荼羅の本尊は ・・・ ?
・・・ 記録にない。
【 妙法蓮華経 ( 八巻 ) 】 でないことは確か。
ひょっとすると ・・・ 大日如来や阿弥陀如来だった可能性も無きにしも非ず。
誰も確かめようがないこと。
今となっては ・・・ とても残念なことだと思う。
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コメント
日蓮臨終請生文→日蓮臨終起請文の間違いでした。
訂正します。
この文章の写本は身延山にも存在し、一部の高僧しかその存在を知らないとも
聞いています。
内容は日蓮系宗派の屋台骨を揺るがすような内容らしいですが、部分的にしか
聞いていないので、興味のある方は自分でお調べ下さい。
私自身は余り関心の無いことですので誤解無き様。
失礼します。
訂正します。
この文章の写本は身延山にも存在し、一部の高僧しかその存在を知らないとも
聞いています。
内容は日蓮系宗派の屋台骨を揺るがすような内容らしいですが、部分的にしか
聞いていないので、興味のある方は自分でお調べ下さい。
私自身は余り関心の無いことですので誤解無き様。
失礼します。
posted by 悠々満々at 2012/12/15 23:11 [ コメントを修正する ]
日蓮宗僧侶の在勤時代に師匠より「日蓮臨終起請文」なる文献のコピーを見せて頂いた経験があります。
頭を殴られたような内容でしたが、法華経の信仰だけはかろうじて失っておりません。
事実上、日蓮宗一致派は四箇の格言を取り下げた状況で布教をしていますし、各寺院が檀信徒との深い絆にて運営されている状況で有ります。
御祖師様だけでなく法華経全般・釈尊の研究も致しておりますので大打撃という事は無いかと想定されます。
むしろ一致派以外の勝劣派が四箇の格言に基づいた布教活動を熱心にしている故、打撃を被るのではなかろうかと想像されます。
頭を殴られたような内容でしたが、法華経の信仰だけはかろうじて失っておりません。
事実上、日蓮宗一致派は四箇の格言を取り下げた状況で布教をしていますし、各寺院が檀信徒との深い絆にて運営されている状況で有ります。
御祖師様だけでなく法華経全般・釈尊の研究も致しておりますので大打撃という事は無いかと想定されます。
むしろ一致派以外の勝劣派が四箇の格言に基づいた布教活動を熱心にしている故、打撃を被るのではなかろうかと想像されます。
posted by 天真爛漫at 2012/12/16 13:19 [ コメントを修正する ]
第二十三代理性院血脈日蓮とか言う御親蹟も残っていますし、
真言の伝法潅頂を受けた事は間違いないと思われます。
当時の比叡山は天台密教の修行道場でも有りましたから。
投華得仏の本尊はもしかして大日如来だったかも知れません。
日蓮の曼陀羅には法華経に出てこない不動明王・愛染明王を勧請していることからも
密教の影響はかなり強いものと考えられます。
投華得仏の御本尊が阿弥陀様で有った可能性も捨てきれないでしょう。
一説には「日蓮臨終請生文」という文献が日本の有名寺院に厳重に保管されており
その中身は聞き伝てですが、日蓮が臨終時に阿弥陀仏を呼び求めたと書かれている
そうですから。
まだまだ研究の余地は有りそうです。