拳骨和尚の辻説法

拳骨和尚の甦った肉体と言うか　・・・　脳みそと言うか・・・

新しいパソコンは５００ギガ何とか言うらしい。

どうもハード・ディスクに入る情報量らしい。

どれくらいの量かと言うと　・・・　広辞苑　【　３万冊　】　ぐらい　！


３万冊　！


それって　！　すごいことなのでは　・・・

でも今は何も入っていない白紙の状態です。

拳骨和尚が辻説法を始めたのが２００７年　・・・

回数は１４００回を超えた　・・・

この文字数を全部足しても広辞苑一冊にも満たない　・・・

たいした事をしていないなあ　～　たかが知れてる　・・・


しかし全部手で書けと言われたら　・・　ちと困る　・・　きっと腱鞘炎になる。


五年分の情報が死んだパソコンから一瞬にして新しいパソコンにコピーされた。

一文字の間違いなしに　！

これを奇跡と言わずになんと言う　・・・


さて　！　これから何を入れてゆこう　・・・

下手なことを入れたら破滅が待っているのではないだろうか　？


【　六根　】　と言う言葉があります。

みなさんよくご存知の　【　六根清浄　】　です。

【　眼　・　耳　・　鼻　・　舌　・　身　・　意　】　のことです。

そこに入ってくる情報のことを　【　六境　】　と言います。

【　色　・　声　・　香　・　味　・　触　・　法　】　のことで

これによって　【　喜　・　怒　・　哀　・　楽　】　を感じさせられています。

この情報たちは一体どこへ行くのでしょうか　？

朝露のように消えてしまうのでしょうか　？

はたまたどこかへ溜まるのでしょうか　？


それは７番目の　【　末那識　・　まなしき　】　と言うところです。

潜在意識とも言われています。

ここに全部行くそうです。


そこから先は８番目の　【　阿頼耶識　・　あらやしき　】　に行きます。

ここで振るいにかけられるそうです。

どんな振るいかと言うと　【　染　(法)　】　と　【　淨　(法　)　】　と言います。

染と浄　・・・　なんとなくわかる気がするが　・・・　よく解りません。


この後９番目の　【　阿摩羅識　・　あまらしき　】　に入ってゆきます。

もちろん　【　浄　】　だけです。


では　【　染　】　はどうなるのですか　？


理屈で言えば　【　８番目の阿頼耶識　】　に留まったままでしょうね。


では９番目の阿摩羅識に六根を通じて入ってきた六境の光や音等は　・・・

一体どんな状態になるのですか　？


はい　！　【　淨　】　の状態です。


はあ　～　？


ですから　【　淨　】　です。


ここでヒントになるのが　【　六根清浄　】　と言う言葉です。

この清浄の清　・　浄も実は数字の単位　・　桁なのです。


つづく　・・・