みなさん ! ごきげんいかがですか。
蓮の華 !
あなたは偉い !
と思わず叫んでしまいました。
昨日広島の三原市まで行きました。
母の弟の叔父の葬儀です。
長女と次女と三女に会いました。
拳骨和尚小学生の時に長女は生まれたての赤ちゃんでした。
それが50才になっていました。
今でも 【 やすのぶ兄ちゃん 】 と呼びます。
何故か ・・・ 複雑な気分になります。
母は7人兄弟の下から二番目です。
87歳
長女は96才 次男は93才 次女は90才 です。
一番年下の叔父が亡くなりました。
享年84才
叔父さんの兄弟たちは全員不参加でした。
全部子供たちでした。
全部拳骨和尚の従兄弟たちでした。
それぞれの顔を見ると ・・・
全員親にそっくりです。
まるでハンコでも押したようです。
一言 ・・・ 【 嫌やわ ~ 】
みんな申し合わせたように言います。
まるで親に似る事を嫌がっているようです。
親の葬式以外で従兄弟たちが顔を合わせることは ・・・
年に一度の年賀状は遠く離れた親族の無事を確認するためのものなのか
と思いを新たにした次第です。
とても ・・・ 不思議な思いをいたしました ・・・
蓮の華 ・・・
拳骨和尚の寺から歩いて五分の長池
その池で夏真っ盛り !
所狭しと咲き誇った蓮の華もそろそろ散り始めました。
そして蓮の実が見え始めています。
拳骨和尚は取り越し苦労をひとつしていました。
蓮の茎が水面からずいぶん出ていることです。
間延びしているように見えたのです。
取り越し苦労とは
水位が下がったら蓮が倒れてしまうのでは ? です。
余計なことでした。
池の周りの堤を見渡すと ・・・
現在の水面より60センチ位高いところに線がありました。
この池は農業用水でもあるのです。
水位はここより高くはならないのです。
放水口が調節します。
それを誰より何よりよく知っているのは蓮の華自身だった !
教わらなくてもです。
蓮の実を守ることが子孫の繁栄の第一歩です。
拳骨和尚は二百回超えの中国出張で 【 蓮子湯 ・ レンズタン 】
と言う蓮の実の甘いスイーツをよく食べました。
とても美味しいのです。
漢方薬の一種です。
疲れたとき目にも肺にもよ良いということでした。
この蓮華のことをわれわれ人間は 【 因果具時 】
【 原因と結果は同時に具わる 】 などと利巧げに
解かったような事を平気で言いますが ・・・
蓮に恥ずかしくなりました。
蓮の間延びしたように見えた茎は蓮の実が 【 結実 】 するまでは
水に浸かるのを防ぐ為の間延びです。
みなさん ! 大賀ハスというのをご存知ですか ?
http://
昭和26年に発見された2000年前の蓮の実 【 種 】 です。
三粒発見された内たった一つが発芽したのです。
奇跡と言っても言い過ぎではありません。
日本全国 ! いや世界中に平和のシンボルとして株分けされています。
ここ長池の蓮も大賀ハスだと思います。
命のリレーをつなぐバトンタッチ ・・・
それを断ち切るのが殺生です。
仏教は 【 不殺生戒 】 を一番目に持ってきていますが ・・・
古今東西 ! 守られたためしがありません。
【 殺意 ・・・・・ 】
煩悩の中の大煩悩 ! です。
さて ! どうしましょう
拳骨和尚はこの寺に入って初めてのお盆を迎えました。
信者さんが段々と ・・・
多忙にしています。
お盆明けにゆっくりと辻説法でお話しましょうか ・・・
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