みなさん ! ごきげんいかがですか。
今日の辻説法は 【 生きておられたか ! 】 です。
最近の拳骨和尚は回りくどい言い方が多くて ・・・
少々嫌気が差していたのです。
何事にも単刀直入に話をすればいいのですが ・・・
人には心の準備が必要です。
いきなり 【 本当の事 】 を言われても
はい ! わかりました ! そうですか ! そのようにします。
と言われる方は稀なのです。
その代わり 【 真っ赤な嘘 】 には免疫がありません。
すぐに信じることが出来るのです。
なぜでしょう ?
楽だからです。
拳骨和尚は今日も姫路の名古山霊園内の仏舎利塔に出かけました。
受付の女性職員も拳骨和尚の顔を覚えてくれました。
ご苦労様です。
あんまり厚かましいので今日は入館料を払おうとしましたが ・・・
いいですよ ~ でした。
でっ ! 今日も内陣で心行くまで読経をいたしました。
対面式の本堂での読経ではなくドーム式の内陣での読経はまったく別物です。
【 大曼荼羅に見せられて 】 の本の中で
正面から拝み倒されると
ろくな事がない !
お金を貸してくれ ! に決まっている ~
後ろから本人が知らない内に手を合わせて拝まれる
これが最高の拝み方 ! 拝まれ方です !
と書いています。
本当に仏舎利塔の内陣で読経できるのは日本広しと言えども此処だけです。
たぶん !
さあ ~ 始めましょう。
7月27日にお釈迦様にお会いして寺に帰ってきたその時です。
一台の軽四が拳骨和尚の車の後ろにすっーと止まったのです。
和尚さん ! ご無沙汰しています。
拳骨和尚はその人の顔を見るなり
【 生きておられたか ! 】 と言ってしまいました。
まあ ~ あがって あがって お茶でも どうぞ !
この前来られたのは確か 【 6月22日 】 です。
辻説法 1308 【 勇気を振り絞って ・・・ 】
http://
辻説法 1309 【 勇気などと大袈裟な 】
http://
この時抗がん剤をおやめになっては ・・・ と言いました。
それから一ヶ月以上になります。
一人で悶々としていました。
たぶん ~ 医者には話しできていないだろうなあ ・・・
庫裏に上がってもらい色々とお話しました。
もうあきません ! 手が真っ黒になって ・・・ 爪が真っ白になって
痺れはじめて ・・・ 思うように握れません。
足の裏まで真っ黒になってきました。
それと思うようにしゃべれません。
明日病院に行く日です。
もう抗がん剤をやめるように医者と話します。
一度も話をされなかったのですか ?
しましたよ。
先だって寺に来た後は予約でしたので抗がん剤を打ちました。
でも打った後がこれです。
とてもたまりません。
手術をした医者と抗がん剤を投与する医者が違います。
二人の意見が違うのです。
明日やめるように言います。
でした。
御本人の許可を得て手の写真を撮らせて頂きました。
よく ! こんなになるまで辛抱されたと思います。
医者もよくやる !
殺す気かっ !
と言いたくなりました。
【 お釈迦様が出家された動機は生老病死の四苦を解決する為 】 と
仏舎利塔の案内に書かれていました。
拳骨和尚は小難しい理屈に振り回されていました。
何事も原点に帰れ ! です。
お釈迦様にお会いして直ぐにお会いできたのも
決して偶然ではない ! と感謝しました。
子供の時から飽きるほど読んだ
【 我亦為世父 救諸苦患者 】 ( がやくいせぶ くしょくげんしゃ )
【 我も亦世の父なり 諸の苦患の者を救うなり 】
が嘘でないことがはっきり解かりました。
出来ますれば
【 願見救療 更賜寿命 】 ( がんけんくりょう きょうしじゅみょう )
【 願わくは救療を見られ 更に寿命を賜らん事を 】 を祈らずにはおれませんでした。
そしてお土産に持ってこられた生みたて卵が 【 十六個 】 なのも
決して偶然ではない !
と思わずにニコッ ! とした拳骨和尚です。
PR
トラックバック
トラックバックURL: