みなさん ! ごきげんいかがですか。
拳骨和尚は !
今回の大震災 ・ 津波で不幸にも亡くなられた方々の菩提を弔う為に
三日間で九体の大曼荼羅を書写いたしました。
明日最後の一体を書写いたします。
拳骨和尚に出来る事は大曼荼羅の書写しかないからです。
せめてもの ・ ・ ・
拳骨和尚の書写する大曼荼羅は日蓮大聖人の弘安四年四月五日の大曼荼羅です。
文永 ・ 建治年間の曼荼羅は書写したことがありません。
この度縁あって 【 文永十二年卯月 日 】 の日付のある大曼荼羅の
真偽を依頼されました。
それこそ ! 眼光紙背で重箱の隅を楊枝でつつきながらの作業です。
目がしょぼしょぼします。
宗祖日蓮の大曼荼羅を ( 写真ですが ) こんなにも注意深く見たのは
今までありませんでした。
それで気が付かされた事が多々ありました。
【 文永四年卯月 日 】 の大曼荼羅は立正安国会の御本尊集に全部で
五体あります。
20 ・ 21 ・ 22 ・ 23 ・ 24番です。
今回の依頼は24番と同形のものでした。
現存しているのもが五体か !
では日蓮はこの年の4月に大曼荼羅を最低でも五体書いたのか ・ ・ ・
現物を写真に取りパソコンで拡大しました。
真偽の話は此処ではしません。
弘安年間の大曼荼羅に無いものは
【 南無十方分身諸仏 】 と 【 南無善徳仏 】
それと
【 若悩乱者 頭破作七分 】 と 【 有供養者 福過十号 】 です。
これがヒントになりました。
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