みなさん ! ごきげんいかがですか。
辻説法 【 1186 】 でお話した
『 このお釈迦さまの袈裟衣は今は朽ち果ててこの世にはありません。
ところが今でもこの袈裟衣があるのです !
がぁ ! この衣の力はお金では買えません。
この衣を手に入れる方法を次の辻説法で !
伝授いたしましょう 』
早速伝授したいのですが ! その前に
辻説法 【 1169 】 の最後の部分を思い出していただきたいのです。
http://genkotuoshou.blog.shinobi.jp/Entry/539/
このように書いています。
【 この衣着せて頂いたのは ! 人間だけではないのです。 】
和尚さん !
人間以外って ! 何なんですか ?
はい ! それはね !
【 龍 】 なんです。
そんな ! 嘘を言っては地獄の閻魔法王に舌を抜かれますよ !
いいえ ! 嘘ではありません。
【 拳骨和尚の辻説法 代曼荼羅に魅せられて 体と心の運転免許証 】 の本の第七章
【 是好良薬 蘇陀扇陀 】 91ページ 【 金翅鳥の難 】 に詳しく書いております。
【 海龍王経 】 に金翅鳥 ( 迦楼羅 ・ かるら ・ Garuda ) が
一日に龍五匹と五百匹の小龍 ・ 愛子を捕食する。
これを 【 金翅鳥の難 】 と言います。
この龍がガルーダに食べられるのを嘆きお釈迦様に助けを求めた。
仏は龍に自らの袈裟を授け難を逃れる方法を教えた ・ ・ ・
迦楼羅が飛んできて食べようとする時に袈裟で愛子をおおうと
見えなくなって食べられずにすむ ・ ・ ・
そして難を逃れた龍王はその後袈裟をかけた僧を守護する誓いを立てた ・ ・ ・
それでは金翅鳥が可哀そうではないですか ?
そうなんです。
でもお釈迦様は金翅鳥も救いますよ。
迦楼羅一族にも 【 龍の難 】 と言うのがあります。
ここから先を知りたい方は ・ ・ ・
是非 ! 【 大曼荼羅に魅せられて 】 の本をお買い求めください。
いよいよ伝授です。
辻説法 1169 【 お釈迦さまの衣に抱かれて 】 に
もうすでに書いています。
もうすでに ! 大半の人がこの衣を着させていただいているのです。
ちょっと ! だけ気が付かれていないのと
たぶん ! 忘れておられるだけなのです。
布施とは金品を施しや法を施すことだけではないのです。
では ! 一体なんですか ?
お釈迦様の衣を着せていただいた人がする
【 無畏施 ・ むいせ 】 なのです。
無畏施は 【 畏( おそ )れ無きを施す 】 と読みます。
お釈迦さまから着せていただいた衣は
【 柔和忍辱衣 ・ にゅうわにんにくえ 】 と言う名前です。
それを着て絶対に脱がない ! 事を
【 当著忍辱鎧 ・ とうちゃくにんにくがい 】
当にその衣を鎧の如くまとう事です。
恥とは 【 辱 】 のことですね !
人に 【 恥 】 をかかせるか ?
自らの恥を 【 忍辱 】 し !
人の恥を 【 覆い尽くす 】 か ?
布施とは !
この一言に尽きると思うのです。
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