拳骨和尚の辻説法

みなさん　！　ごきげんいかがですか。

今日も楽しい辻説法の始まりですよ。

今日のお題目はすごいですね　！

いきなり　！　モルヒネです。

この世界で一番よく効く鎮痛剤は芥子の花の実の乳液から作られます。

阿片といいます。

それを精製したものがモルヒネです。

末期の癌の痛みにも

うそ　！　と言うぐらい効きます。

この薬が無ければ痛みを伴う病の治療が出来ない　！　とまで言われています。

しかしながら　！　この薬は医者の処方が絶対に必要なのです。

ところがこのモルヒネなんか足元にも及ばない鎮痛剤があるのです。

その効果はモルヒネの　

３００倍　！　はある　！　とも言われています。

その効果を拳骨和尚は９年前に体験した事があるのです。


和尚さん　！　本当ですか～　？

またいつもの嘘を言っているのではありませんか　？


みなさん　！　拳骨和尚は嘘は申しません。　滅多に　！

そしてこのように申しました。

実際に経験　・　体験した事を面白おかしくお話したい　！

ですから　【　六波羅蜜　】　の一つ一つを宗教学者の先生や

どこかの偉いお坊さんのように詳しく説明するつもりは

まったくありません。

だって面白くないんですもの　・　・　・　


さて　！　始まりですぞ。


それは拳骨和尚のお節介から始まった人助けの失敗です。

詳しくは話しませんが・・・

８．３　＋　１．２　ｍ　＝　９．５メートルの高さから

タイル張りの上に転落したときの事でした。


落ちてゆくところを見たＫさんが第一発見者です。

すぐに救急車を呼んでくれました。

もう命がない　！　と思われたそうです。

右大たい骨　・　右ひじの骨が飛び出し

顔面からもおびただしい出血があり

後で聞いたことですが　

２リットル出血したそうです。


周りから見たら　！　見ているほうが痛くなってしまう怪我でした。

ところが当の本人は

まったく　！　と言って良いほど痛くないのです。

どちらかと言えば　【　気持ちよい～　】　のです。

まるで夢の中にいるようです。

これがモルヒネの３００倍　！　といわれる

脳内麻薬物質なのです。

一般に言われているのは

ドーパミン　・　エンドルフィン　・　ノルアドレナリン　・　セロトニン

などなどです。

まだ発見されていない物や確認されていないものが沢山あると思います。


瀕死の重症を負った場合にのみ　！

体が反応してたのみもしないのに勝手に放出してくるようです。


この時の体験は入院７ヶ月　！

手術６回　！

三年にわたるリハビリ　！

これらをみんなお話しないといけません。

ですから～　５年はかかります。


うそですよ。


ですからしばらくの間お付き合いください。


続く。