みなさん ! ごきげんいかがですか。
辻説法 1161 【 苦しみに耐える ! ? 】 の最後で
次回の辻説法は 【 本当の苦しみに耐える 】 ですと
えらそうな事を言ったことを大変後悔しています。
何故か ! ?
それはね 【 本当の苦しみ 】 がよく分からないからです。
苦しみに 嘘も本当も無い !
その反対に幸せにも 嘘も本当も無い !
あるのは事実・真実だけ ! じゃ !
と思いはじめました。
和尚さん !
そんな事を言わないで教えてください。
今回は知ったかぶりをせずに
みなさんと一緒に考えたいと思っています。
では ! ゆきますよ。
【 苦 】 の意味。
苦 ( クルしい ・ 苦痛 ・ 心配 ・ なやみ )。 にがい味。
気に病む。 心身を悩ます状態。 苦諦。 ドッカ ( Duhkha )
どうも体と心の両方にあるようです。
この中で 【 苦諦 】 と 【 ドッカ 】 以外は理解できます。
【 ドッカ 】 とはパーリ語で
同じ状態を永遠に留めているものは何も無い ! と言う意味です。
年をとりたくない !
病気になりたくない !
死にたくない !
若返りたい !
元気になりたい !
死にたい !
と思ってもどうにもならないことです。
ちょっと待ってください。
死にたい ! はできると思いますが ?
そうですね~。
勇気が要りますが自殺はできますね。
現在の日本では年間の自殺者が三万人を超えています。
何かを苦に病んでの ・ ・ ・
そうでなければ死ぬはずがありません。
異常事態が起こっています。
何とかせねばなりません。
【 諦 】 アキラめる。 断念する。 明らかにする。 詳しく。
真理。 まことの道。 ( 漢和辞典より )
【 苦諦 】 どうぞこのままであり続けてほしいと言う願いが
苦しみの原因であることをハッキリと認識すること。
う~ん ・・・
どうも 【 本当の苦しみ 】 とは
たくさんある苦に 【 執着 】 することが
一番の原因のようです。
いきなり ! 【 一切皆苦 ! 】です。
四法印 ( 諸行無常・諸法無我・涅槃寂静・一切皆苦 ) のひとつです。
これ仏教の基本中の基本です。
これ真理です。
実は ! これって当たり前のことなのです。
執着かっ !
執着 : 深く思い込んで忘れないこと。
でも ! これって大事なことだと思いますよ。
執着しない人間などいるわけがありません。
もうこれ以上執着できないと言うところまで
執着したおして
執着にもう飽きた ! と言うぐらい執着したら
ひょっとしたら
執着から離れられるかも ? 知れません。
どちらにしても中途半端は何事も成就しませんね。
それと ! 諦には 【 断念する 】 と言う意味があります。
自殺は断念したほうが身のためですね。
そうか !
本当の苦しみとは苦しみに執着する執着心だっだのか。
PR
トラックバック
トラックバックURL: