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2025/04/23 03:52 |
辻説法 1161 【 苦しみに耐える !? 】

みなさん ! ごきげんいかがですか。

今日の辻説法は 【 苦しみに耐える ! ? 】 です。


みなさん ~ !

苦しんでいますか ~ ?


うん っ ! ? ! ? ・ ・ ・ ?


こんな馬鹿げた質問ありませんよね。

拳骨和尚はこんな馬鹿げた質問をしてみたくなったのです。


なぜか ?

それは 【 臥薪嘗胆 ・ がしんしょうたん 】 をやめたからです。


【 臥薪嘗胆 】 はネットで詳しく載っていますので検索してください。


大日本帝国はにっくきロシア帝国に復讐するために

臥薪嘗胆を一大スローガンにしてロシア戦争で勝利しました。

一国が復讐をする為に全国民をまき込んだのです。

臥薪 : 薪 ( たきぎ ) の上に寝る 

嘗胆 : 動物の胆を嘗 ( な ) める

今まではこの臥薪嘗胆を一大目的を遂げるために

苦しみを忘れないようにすると思っていたのです。

ところが ! 復讐となると話は別です。

でっ ! 拳骨和尚は臥薪嘗胆を 

やめた ~ にしたのです。


苦と言う字は 【 にがい 】 とも読みます。


みなさん ~ ! 

この苦い胆を実際に嘗めたことがありますか ?

拳骨和尚は本物の胆を嘗めたことがあります。

苦いと言うより苦味の中に少し甘みがありました。

とても美味しいなあ ~ と感じたことを覚えています。


この胆は 【 熊胆 ・ 熊の胆(い) ・ ゆうたん 】 と言いまして

お腹痛の特効薬です。

その昔日本では越中富山の薬売りの専売特許だったのです。

今でも売っていますよ。

熊がそんなにたくさんいる訳がありません。

秘密ですが ・ ・ ・

今の熊の胆は 【 豚 】 だそうです。

富山の薬売りの友人に聞きました。


そうそう !

もう30年も前の話です。

拳骨和尚が現役の商社マンだった頃

上得意の社長さんが香港で熊の胆を買ってきてくれと言われ

10万円 ! 預かったことがありました。

そんなに高価なのもなのか ? と戸惑いました。

華僑商社の強みです。

大阪華僑総会の会長に

香港の有名な信頼できる薬屋を紹介してもらいました。

でっ ! 買いに行きました。


香港の薬屋は

高価なものです ! 

お金は持っていますか ?

いきなりです。

十万円持っていますと言ってしまいました。


すると ! 11万円だというのです。


腹が立ったものですから ・ ・ ・

一万円分 ! 削って ! 十万円分だけおくれ !

といいましたら 

10万円に負けてくれました。


店の外にでて陳列の値段表を見たら !

一斤  ! いくら ! と書いてありました。

しまった ! 思いましたが 

定価よりおまけしてくれていました。

ここでも華僑の商売の方法を勉強しました。

【 友あり遠方より来る また楽しからずや 】 でした。

後で聞きましたが

とても面白い日本人の若者が来た ! と

華僑総会の会長に電話が入ってそうです。


さて ! 熊胆とは

月の輪熊の 【 胆嚢 ・ たんのう 】 を乾燥したものです。

長さが 10センチ 直径が太いところで 5センチぐらいでした。

しぼんだ風船のような形をしており

真っ黒けの気味の悪い物体でした。


こんなもの税関を通るかな ?

と思いましたが 無事通ることができました。


帰国後その社長に渡したところ

少しだけナイフで切って嘗めさせてくれたのです。

三千円分ぐらいはあった ! かと思います。

後にも先にも本物の熊胆を嘗めたのはこれが最初で最後です。

貴重な経験でした。




次回の辻説法は 【 本当の苦しみ耐える 】 です。



 
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2011/01/19 16:55 | Comments(0) | TrackBack() | 未選択

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