拳骨和尚の辻説法

みなさん　！　ごきげんいかがですか。


今日の辻説法は　【　仏罰　】　です。


一体何なんですか　！　？

拳骨和尚が事もあろうに創価学会の罰論の二番煎じですか　？

はたまた興門派の御本尊の右肩に書かれている

【　悩乱者頭破作七分　】　の受け売りですか　？


いいえ　！　違いますよ。

実はこの仏罰が下ったのは唐代に建てられ１０００年余りの歴史を持つ

中国の古刹　・　南普陀寺　（　なんふだじ　）　の山門の前なのです。

この寺は地元の人には　【　ナン　プ　ター　・　ナン　プ　ター　】　と

親しみを込めて呼ばれています。

南普陀寺は福建省厦門市にあります。

この話をしてくれたのは拳骨和尚の戦友で親友の友福さんです。

友福さんは拳骨和尚の三つ下です。

２才の時お父さんに連れられ大阪の梅田から中国に渡り

１９才で日本に帰国するまで１７年間中国の厦門　（　アモイ　）　で

大きくなったのです。

厦門第八中学出身です。


この南普陀寺は文化大革命の文化財の破壊を免れた珍しい寺院です。

その理由が　【　仏罰　】　なのです。

まあ　～　お聞き下さい。


１０月１０日に友福さんがお祝いに来てくれた日のことです。

寺の前で自動小銃の乱射がありその一発が友福さんの左肩を貫通した。

その傷跡をみんなに見せてくれた。

そのあとでこの話をしてくれたのです。


友福さんが中学生の時文化大革命の紅い嵐が吹き荒れた。

破壊の対象になったのが

【　愛国華僑の陳さんのお墓　】　と
 
【　陳さんが寄贈した集美学村　】　

【　厦門大学　】　

【　南普陀寺　】　だったのです。

地元厦門の人たちはこれらを護る為に解放軍の倉庫を破り武器を奪い武装した。

武装した紅衛兵の集団が銃を乱射しながら近づいてきたからです。

どちらも武装しています。

地元の人たちは死ぬ気です。

長い間のにらみ合いが続きました。

沈黙の後総攻撃が始まろうとした当にその時です　！

【　ドッカーン　！　】　

天地を貫く雷神です。

地元の人たちは　【　天罰　】　が下った　！

それも仏罰だ　！

と思ったのです。

蜘蛛の子を散らすように　！

我先に　！

一目散に　！

紅衛兵の一団は逃げさった　！

その滑稽な姿にみんな大笑いしたそうです。

幸いな事に死者は出なかったそうです。

それ以後この南普陀寺を破壊する者は誰もいなくなりました。

今も千年前の様相を留めています。

仏法大繁盛です。

中国共産党も手が出せません。


こんな所です。


http://blogs.yahoo.co.jp/hn2043/54501470.html

http://www.stonelife21.com/news/xiamen/minamifudazi/minamifudazi.htm

http://japanese.china.org.cn/txt/2010-05/27/content_20127700.htm#p=2&r=0.4956521087427449


それにしても友福さんの黒毛和牛のすき焼きは　・　・　・

涎が出ました。

もう一度　・　・　・