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2025/08/25 22:40 |
辻説法 1124 【 もう懲りた 】

みなさん ! ごきげんいかがですか。

拳骨和尚はとても元気です。

行く当てもなく偽りの寺を出たのが9月4日です。

今日は10月1日です。

今吹田の拳骨和尚の奥さんの家に母と二人で居候をしています。

母の引越し荷物は2トン車に2台分ありました。

その荷物は諸天善神の人達の会社の倉庫に無償で預かってもらっています。

大変ありがたいことです。


さて今日の辻説法は 【 もう懲りた 】 です。


和尚さん ! 一体何に懲りたのですか ?


はい ! お寺です。


寺は拳骨和尚に本当に必要なのか ? 

見栄を張るためのお飾りものではないのか ? と

自問自答していました。


それで次に行く新天地は一般の民家と決めていたわけです。

寺はもう懲り懲り ! じゃあ ~ と思っていました。


しかしながら

この素晴らしい民家と同時に進行していた話があります。

やはりお寺でした。

この話はお断りしようと思っておりました。

美山の里の山あいで静かに大曼荼羅の書写を

誰にも邪魔されずに死ぬまで続けよう ・ ・ ・ と

思っていたのです。


ところが突然のキャンセルです。

母も拳骨和尚も落胆しました。

そんな時またまた諸天善神の出番です。

彼達は拳骨和尚のことを本名の恭申兄ちゃん !

母のことを吉野のばあちゃん ! と呼んでくれます。

自分のことを忘れ思い切り力を発揮してくれました。

この諸天善神たちの心意気に打たれて

この寺に入る事を決心しました。


 【 忘己利他 】 


この読み方は 【 もうこりた 】 とお読みします。

誰の言葉かと申しますと

日蓮聖人が自筆の大曼荼羅に 【 南無伝教大師 】 と揮毫された

日本天台宗の開祖 【 最澄大和尚 】 の山家学生式の言葉です。


【 忘己利他 慈悲之摂 】 

己れを忘れ他を利するは慈悲の極みなり


すごい言葉です。


この前に 【  悪事向己 好事与也 】 

悪事を己れに向え 好事を他に与うなりがあります。


【 悪事を己れに向え 好事を他に与う

  己れを忘れ 他を利するは 慈悲の極みなり 】 

ん~ん !

慈悲の極み ! かっ !


拳骨和尚はこの 【 忘己利他 】 をずいぶん前から知っていました。

でも ! 何の事はない・・・

年下の神々達に実践して頂いておまけに教えていただいた。


本当に偽りの寺には 【 もう懲りた 】 けれど

日蓮の 【 未だ懲りず候 】 に始まり !

伝教大師最澄の 【 忘己利他 】 に終る !


真実一路 !


これこそ !


拳骨和尚の大曼荼羅と経典の書写道場です。



 

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2010/10/01 11:59 | Comments(0) | TrackBack() | 未選択

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