みなさん ! ごきげんいかがですか。
一年ぶりの辻説法です。
いささか緊張しています。
嘘です !
本当はとっても喜んでいます。
今日の辻説法は 【 諸天善神に守護されて 】 です。
この一年の出来事の中で
拳骨和尚はたくさんの神々に護られているのを実感しました。
いきなり神様の話ですか ?
一体なんなんですか ?
苦しい時の神頼みの話ですか ?
いいえ !
まあ ~ そう言わずにお聞きくださいますか ?
拳骨和尚はこの寺を離れる事を決めた後で
義兄の石山人先生に8月27日に岐阜に会いに行きました。
その2日前に先生に報告と相談がありますと電話を入れました。
当日 ! 着くなりこのように言われました。
金に困っているのか !
何ならワシの茶碗を半額で卸すから売って稼ぐか ?
・ ・ ・ ん ! ? ・ ・ ・
ちがいますよ !
そんな事ではありません。
思わず笑ってしまいました。
そりゃそうですね。
相談がある ・・ なんて言われたら
誰でもお金を貸してくれ
に決まっていますもんね !
でもって ! 寺を離れる理由をお話しました。
拳骨和尚の話を黙って10分聞いて下さいました。
それは随分苦しんだな と 言ってくださり
その後で話された事をお話いたします。
とても身につまされました。
みなさん ! 聞きたい ?
では !
そろそろ辻説法を始めましょう。
それは 【 比叡山延暦寺の小林隆彰大僧正 】 の事でした。
石山人曰く
今から14~5年前の事だろうか。
小林さんは本気で比叡山を降りて天台宗の坊さんを辞めようと
思われていた。
比叡山のお坊さんの99.9%が小林隆彰の敵に回った。
四面楚歌 !
誰も味方がいなくなってしまった。
その理由は !
比叡山に 【 織田信長の供養塔 】 の建立を言われたからです。
仏敵 ! 織田信長
比叡山の衆徒三千人を焼き殺した
第六天の魔王 !
その供養塔を事もあろうに延暦寺の中に建てるとは ・ ・
全山挙げてのパッシングを受けたのです。
本気で山を降り還俗しようと考えられたそうです。
そりゃそうです !
信長死後何百年も経ちますが
そのような事を言い出した人は皆無だったからです。
にっちもさっちも行かなくなって悶々としていた時
時の天台座主に呼ばれたそうです。
織田信長の供養塔を叡山に建てる訳を話してみなさい。
と言われ話されたそうです。
小林隆彰和尚は自説を話されました。
黙ってうなずくように聞かれたその後で座主さまは
【 それはもっともな話である 】 と言われたそうです。
その後で
そのもっともな話を
【 一年間沈黙を守れ 】 と言われたそうです。
そうすれば解決の糸口が見えてくる とも言われたそうです。
しかし ・ ・ ・
一切の反論をしないで一年間黙っておれ ! とは殺生な話で
中々出来ることではありません。
でも実行されました。
今どうなっているか ? 結論を申しますと
【 比叡山延暦寺に織田信長の供養塔 】 が建立されました。
次回の辻説法は天台座主と小林隆彰大僧正の話です。
こんなお人です。
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