みなさん ! ごきげんいかがですか。
拳骨和尚の大曼荼羅書写行は ! 無事に二千体を終えました。
これ偏に仏法守護の為の応援 ・ 援護 ・ 御供養して頂いた方々の
お陰であると心の底から感謝いたしております。
この場をお借りしまして御礼を申し上げます。
ありがとうございました。
最初 !
一千体書写行を発願したのは平成九年五月二十一日の事でした。
満願成就は平成十一年十一月七日です。
二年と五ヵ月を要しました。
その翌日から二回目の一千体書写行が始まりました。
ところが二回目は十年の月日が必要でした。
何故か ?
拳骨和尚自身の不注意で命を落とす大怪我を負ったからです。
四年間は無為に過ごしました。
そして体に障害が残りました。
両腕と右足です。
書の志を至高し生業とする人間にとって致命的です。
地獄の底で ! もがき苦しむ中
母 ・ 妻 ・ 子供 ・ 先輩 ・ 後輩 ・ 友人のたくさんの方々の
暖かい物心両面の励ましが !
この二千体の大曼荼羅書写を成し遂げさせてくれました。
書写当日には
日蓮大聖人の弘安四年四月五日の大曼荼羅の掛軸を床の間に御安置して
今は亡き師石川秀頴先生の書 【 経王殿御返事 】 の掛軸を
大聖人様の大曼荼羅の真下に安置しました。
このお二人に見守られて書写をする事が出来たのです。
今回の書写は三時間かかりました。
撮影は四時間です。
その集中力は筆舌に尽くせません。
そして驚くべき事に
南無妙法蓮華経の 【 経 】 の字に !
大龍王が !
現れたのです。
驚きました。
拳骨和尚はかすれた文字を書きません。
墨を筆にたっぷり含ませるからです。
今の今までかすれた字などほとんど書いた事がありません。
ところが ! です。
80歳のお婆さんが土砂引きに失敗し出来た致命的な 【 しわ ! 】
その皺に沿って ! そのシワを活かすように !
経の字の左払いと右払いの両方に !
大龍王が ! 踊り出たのです。
自らの体を傘にして ! 釈迦牟尼仏を雨から防いだ !
まるで ! 仏法守護の大龍王です。
主題を書き終わったとき !
思わず ! 叫んでしまいました。
龍が ! 来た ! と。
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大曼荼羅二千体書写行達成、おめでとうございます!とても筆に勢いを感じます。拳骨和尚さまの心がこもっていますね。