みなさん ! ごきげんいかがですか。
今日の辻説法は 【 法華経の阿弥陀仏 】 です。
春日の村の長老が 【 妙好人 】 として登場する !
拳骨和尚の辻説法 【 大曼荼羅に魅せられて 】 の第十章の話です。
本当は本をお買い上げの人しか読めないところですが
18日の日曜日に拳骨和尚の草庵は工事をします。
何の工事ですか ?
それは完成してのお楽しみ !
とても嬉しいので今日は特別感謝デーです。
それでは ! 拳骨和尚の辻説法
【 大曼荼羅に魅せられて 】
【 第十章 】
【 法華経の阿弥陀仏 】 の始まりです。
八万法蔵は、お釈迦様の一代聖教 ( しょうぎょう ) のすべての法門のことです。
八万四千の法門とも言いますが、実際のところは約五千巻です。
その中で、約二百巻の経典に阿弥陀仏が出て来られます。
その代表が 「 無量寿経 ( 四十八願 ) 」 と
「 観無量寿経 ・ ( マカダ国王舎城の悲劇 ) 」 と
「 阿弥陀経 」 の浄土三部経です。
今回は 「 法華経 」 に出てこられる 「 阿弥陀仏 」 を
皆様に是非ご紹介したいと思います。
【 妙法蓮華経 化城諭品 第七 】 に
三千塵点劫 ( さんぜんじんてんごう ) という大昔に
出現された大通智勝仏 ( だいつうちしょうぶつ ) という
仏様に十六人の王子達がおられた。
その十六王子の要請に応じられて 「 法華経 」 を説かれた。
十六王子は成仏して各々十方の国土 ( 浄土 ) に帰って法華経を
覆講 ( ふっこう ) して無数の衆生を教化したとあり
このことを 「 大通覆講 」 と言います。
この時、十六王子から法華経を直接聞いた人達のことを
「 大通結縁の衆 ・ だいつうけちえんのしゅう 」 と言います。
そして十六王子の 「 九番目 」 が阿弥陀仏で、その国土は安楽 ( 極楽 ) 世界です。
「 十六番目 」 が釈迦牟尼仏で ( 娑婆国土 ) の主です。
まあ ! なんと阿弥陀様とお釈迦様は兄弟だったのです。
そして、阿弥陀仏は今でも極楽浄土で
妙法蓮華経を説法しておられるのです。
この事を 『 法華経の迹門の阿弥陀仏 』 あるいは
『 法華成仏の阿弥陀仏 』 と言います。
法華経説法の 「 大願主 」 の阿弥陀仏の事です。
もちろんお釈迦様は、娑婆世界 ( この地球 ) で法華経を説かれています。
もう一ヶ所あります。
【 妙法蓮華経 薬王菩薩本事品 第二十三 】 にも出ておられます。
別名 『 法華経本門の阿弥陀仏 』 と申しまして
釈迦牟尼仏の 《 分身仏 》 としての阿弥陀仏なのです。
日本の仏教の総合大学の役割を果たした比叡山延暦寺の伝教大師最澄大和尚の
日本天台宗で唱える 『 南無阿弥陀仏 』 の阿弥陀仏です。
日本で最初に 『 南無妙法蓮華経 』 と唱えたのは最澄大和尚でしたが
それは中国の天台大師と同様 「 臨終の時 」 でした。
普段の修業は、四種三昧 ( ししゅざんまい ) といいまして
四種類ありますが、その内の一つ 「 常行 ( じょうぎょう ) 三昧 」 といって
九十日間お堂の中で阿弥陀仏の仏像のまわりを立って歩き回り
仏の三十二相の姿を念じ、ただただ 「 南無阿弥陀仏 」 を唱えるのです。
そしてその三昧が成就する時には、阿弥陀仏が現れて
その声を聞く事が出来ると言われているのです。
ただし ! この行法は天台宗第三代の座主 ・ 慈覚上人によって
唐から伝えられたもので伝教大師はご存じなかったかも知れません。
蛇足ですが、あの有名な千日回峰行もご存じありません。
【 我が師日蓮も当然、常行三昧をして南無阿弥陀仏と唱えております。 】
当たり前ですね。
比叡のお山に十一年間も山籠もりしていたのですから。
この阿弥陀仏は、法華経の中で、一体何と言われているのでしょう。
若如来滅後 ( 若し如来の滅後に ) ( にゃくにょらいめつご )
後五百歳中 ( 後の五百歳の中に ) ( ごごひゃくさいちゅう )
若有女人 ( 若し女人が有って ) ( にゃくうにょにん )
聞是経典 ( 是の経典を聞いて ) ( もんぜきょうてん )
如説修業 ( 説の如く修行せば ) ( にょせつしゅぎょう )
於此命終 ( 此に於いて命終せば ) ( おしみょうじゅう )
即往安楽世界 ( 即ち安楽世界の ) ( そくじゅうあんらくせかい )
阿弥陀仏 ( 阿弥陀仏の ) ( あみだぶつ )
大菩薩衆 ( 大菩薩衆の ) ( だいぼさっしゅう )
囲繞住処 ( 囲繞 ( いにょう ) せる住処に往いて ) ( いにょうじゅうしょ )
生蓮華中 ( 蓮華の中の ) ( しょうれんげちゅう )
宝座之上 ( 宝座の上に生ぜん ) ( ほうざしじょう )
まあ !
なんと !
【 法華経を、その通り修業する女の人は
必ず ! 阿弥陀仏の安楽 ( 極楽 ) 世界の
大菩薩達にしっかり守護され
見事に極楽往生を遂げ
蓮華の中の宝座の上に生まれる 】 と言われているのです。
続く ・ ・ ・
みなさん !
拳骨和尚が勝手に作った嘘ではありません。
本当に法華経に書いてあるのですよ。
今日の辻説法は 【 法華経の阿弥陀仏 】 です。
春日の村の長老が 【 妙好人 】 として登場する !
拳骨和尚の辻説法 【 大曼荼羅に魅せられて 】 の第十章の話です。
本当は本をお買い上げの人しか読めないところですが
18日の日曜日に拳骨和尚の草庵は工事をします。
何の工事ですか ?
それは完成してのお楽しみ !
とても嬉しいので今日は特別感謝デーです。
それでは ! 拳骨和尚の辻説法
【 大曼荼羅に魅せられて 】
【 第十章 】
【 法華経の阿弥陀仏 】 の始まりです。
八万法蔵は、お釈迦様の一代聖教 ( しょうぎょう ) のすべての法門のことです。
八万四千の法門とも言いますが、実際のところは約五千巻です。
その中で、約二百巻の経典に阿弥陀仏が出て来られます。
その代表が 「 無量寿経 ( 四十八願 ) 」 と
「 観無量寿経 ・ ( マカダ国王舎城の悲劇 ) 」 と
「 阿弥陀経 」 の浄土三部経です。
今回は 「 法華経 」 に出てこられる 「 阿弥陀仏 」 を
皆様に是非ご紹介したいと思います。
【 妙法蓮華経 化城諭品 第七 】 に
三千塵点劫 ( さんぜんじんてんごう ) という大昔に
出現された大通智勝仏 ( だいつうちしょうぶつ ) という
仏様に十六人の王子達がおられた。
その十六王子の要請に応じられて 「 法華経 」 を説かれた。
十六王子は成仏して各々十方の国土 ( 浄土 ) に帰って法華経を
覆講 ( ふっこう ) して無数の衆生を教化したとあり
このことを 「 大通覆講 」 と言います。
この時、十六王子から法華経を直接聞いた人達のことを
「 大通結縁の衆 ・ だいつうけちえんのしゅう 」 と言います。
そして十六王子の 「 九番目 」 が阿弥陀仏で、その国土は安楽 ( 極楽 ) 世界です。
「 十六番目 」 が釈迦牟尼仏で ( 娑婆国土 ) の主です。
まあ ! なんと阿弥陀様とお釈迦様は兄弟だったのです。
そして、阿弥陀仏は今でも極楽浄土で
妙法蓮華経を説法しておられるのです。
この事を 『 法華経の迹門の阿弥陀仏 』 あるいは
『 法華成仏の阿弥陀仏 』 と言います。
法華経説法の 「 大願主 」 の阿弥陀仏の事です。
もちろんお釈迦様は、娑婆世界 ( この地球 ) で法華経を説かれています。
もう一ヶ所あります。
【 妙法蓮華経 薬王菩薩本事品 第二十三 】 にも出ておられます。
別名 『 法華経本門の阿弥陀仏 』 と申しまして
釈迦牟尼仏の 《 分身仏 》 としての阿弥陀仏なのです。
日本の仏教の総合大学の役割を果たした比叡山延暦寺の伝教大師最澄大和尚の
日本天台宗で唱える 『 南無阿弥陀仏 』 の阿弥陀仏です。
日本で最初に 『 南無妙法蓮華経 』 と唱えたのは最澄大和尚でしたが
それは中国の天台大師と同様 「 臨終の時 」 でした。
普段の修業は、四種三昧 ( ししゅざんまい ) といいまして
四種類ありますが、その内の一つ 「 常行 ( じょうぎょう ) 三昧 」 といって
九十日間お堂の中で阿弥陀仏の仏像のまわりを立って歩き回り
仏の三十二相の姿を念じ、ただただ 「 南無阿弥陀仏 」 を唱えるのです。
そしてその三昧が成就する時には、阿弥陀仏が現れて
その声を聞く事が出来ると言われているのです。
ただし ! この行法は天台宗第三代の座主 ・ 慈覚上人によって
唐から伝えられたもので伝教大師はご存じなかったかも知れません。
蛇足ですが、あの有名な千日回峰行もご存じありません。
【 我が師日蓮も当然、常行三昧をして南無阿弥陀仏と唱えております。 】
当たり前ですね。
比叡のお山に十一年間も山籠もりしていたのですから。
この阿弥陀仏は、法華経の中で、一体何と言われているのでしょう。
若如来滅後 ( 若し如来の滅後に ) ( にゃくにょらいめつご )
後五百歳中 ( 後の五百歳の中に ) ( ごごひゃくさいちゅう )
若有女人 ( 若し女人が有って ) ( にゃくうにょにん )
聞是経典 ( 是の経典を聞いて ) ( もんぜきょうてん )
如説修業 ( 説の如く修行せば ) ( にょせつしゅぎょう )
於此命終 ( 此に於いて命終せば ) ( おしみょうじゅう )
即往安楽世界 ( 即ち安楽世界の ) ( そくじゅうあんらくせかい )
阿弥陀仏 ( 阿弥陀仏の ) ( あみだぶつ )
大菩薩衆 ( 大菩薩衆の ) ( だいぼさっしゅう )
囲繞住処 ( 囲繞 ( いにょう ) せる住処に往いて ) ( いにょうじゅうしょ )
生蓮華中 ( 蓮華の中の ) ( しょうれんげちゅう )
宝座之上 ( 宝座の上に生ぜん ) ( ほうざしじょう )
まあ !
なんと !
【 法華経を、その通り修業する女の人は
必ず ! 阿弥陀仏の安楽 ( 極楽 ) 世界の
大菩薩達にしっかり守護され
見事に極楽往生を遂げ
蓮華の中の宝座の上に生まれる 】 と言われているのです。
続く ・ ・ ・
みなさん !
拳骨和尚が勝手に作った嘘ではありません。
本当に法華経に書いてあるのですよ。
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