みなさん ! ごきげんいかがですか。
今朝 ! 石川秀頴の声で目を覚ましました。
【 吉野 ! これを読みなさい 】 と言われ
渡された一冊の本でした。
思わず 【 はい ! 】 と言って受け取りました。
そうです !
創価学会の池田名誉会長と
大石寺67世阿部日顕上人の
お二人が 【 石川先生 ! 】 と呼んだ !
たった一人の男 !
今は亡き !
日蓮正宗竜田山法雲寺 ( 奈良の法隆寺の近くにある )
初代住職の 【 石川秀頴 】 その人です。
なつかしさで一杯でした。
あっ !
思い出しました。
この本です。
【 貞観政要 】 です。
拳骨和尚が死の宣告をされた癌の手術をした平成6年の前の事です。
ある日お寺でこの本を読みなさいと渡されました。
はい ! と言いましたが実は読んでいませんでした。
しかし !
いつでも読めるようにと拳骨和尚愛用の正法の漢和辞典の隣りに
置いていました。
今朝 ! おもむろに書庫から引っ張り出しました。
分厚いケースの中から出した本には 【 石川秀頴 】 の署名が
ありました。
思わず ! 石川先生 ! と叫んでしまいました。
その本に何がしてあったか ・ ・ ・
三ヶ所ページを折ってありました。
こんなに分厚くて ! 面白くなさそうな本を !
若い吉野が読むはずが無い ! と思われたのでしょう。
しかし何時かは読む時が来るだろう ! と言う師匠の親心です。
おどろきました。
その折られたページに何が書かれていたかを辻説法でお話します。
その前に我が師日蓮がこの 【 貞観政要 】 をどのように
言っていたかをご紹介いたします。
文永9年3月20日に書かれた 【 佐渡語書 】
( 御書 ・ 御遺文 ・ 御妙判 ・ 御消息分 ) の終わりに
追申でこの様に書かれています。
【 佐渡の国には紙候はぬ ・ ・ ・ 中略 ・ ・ ・
外典書の貞観政要 すべて外典の物語 八宗の相伝等
此等がなくしては 消息もかかれ候はぬに かまえて給候べし 】
この貞観政要がなければ 【 御書 】 が書けない ! から
佐渡島に是非送って下さいと言っているのです。
我が師日蓮の御書 ・ 御妙判さえありさえすれば !
他の書物など読まなくいい ! と言われる人達がたくさんいます。
大聖人様でさえこのように言われています。
この本 ! 実に驚くべき事が書かれていました。
続く
PR
トラックバック
トラックバックURL: