拳骨和尚の辻説法

みなさん　！　ごきげんいかがですか。

今日の辻説法は　【　破門　】　です。

霊感の強い人はこの辻説法がどの方向に展開して行くか　！

大体のお察しがついていると思います　・　・　・

なるべく　！　ご期待に沿って裏切らないように進めて参ります。

１６世紀始め英国王ヘンリー８世が

ローマ法王に破門されてしまうのです。

その理由は　【　離婚　】　です。

亡き兄の嫁さん（　キャサリン　･　スペイン王室出　）　を正妻に

していたのですが

フランス帰りの女官アン　・　ブーりンと浮気して愛人にしてしまいます。

このアンさんが王妃になりたがった故の離婚騒ぎでした。

しかし　!　カソリックは離婚と堕胎を認めていません。

それにこの王さま　！　奥さんが　【　６人　】　もいたのです。

誰ですか　？

黙ってすれば分からないものを　！　と言っておられるのは。

泣く子も黙る　！　英国王です。

ローマ法王に願い出たのです。

と言う形を取っただけです。

でっ　！　破門　！

イギリスで王さまの離婚に反対した　【　トマス　・　モア　】　を

処刑します。

このトマス　･　モアは　【　ユートピア　】　の著者です。

この処刑で反対する者はいなくなりました。

この王さま　！　事もあろうにローマ教会に絶縁状を叩きつけます。

それで出来たのが　【　イギリス国教会　】　です。

ところが兄嫁のキャサリンの仕返しがありました。

ガチガチのカソリック信奉者の娘のメアリが女王になるのです。

栄耀栄華の新教のプロテスタントは　【　３００人　】　以上　！

処刑されました。

この女王のあだ名が　【　ブラッディ　･　メアリ　】　です。

トマトジュースとウオッカのカクテルです。

【　血なまぐさいメアリ　】　です。

これでイギリスはまたカソリックになります。

続く。