拳骨和尚の辻説法

みなさん　！　ごきげんいかがですか。

親父さんの手術の夜落ち着いたバーでいっぱい飲んだ後

夜十時ごろに従兄弟の家に帰りました。

恭申君は先に休んでくれ。

私はコーヒーを飲んだら病院に行ってくる。

親父さんの様子を見てくるといって出かけて行きました。

奥さんに聞きました。

いつもこうなんですか　？

手術の夜は大体こうです。

でもお酒は飲みませんね。

この時医者というのは大変な仕事だと思ったのです。

でっ　！

従兄弟で外科医のお兄ちゃんの信じられない発言　！

【　恭申の親父は癌では死なないと思う

五六回は手術をしなければならないかも知れんが

癌で死ぬことは無いと思う　】

【　癌になると治らない　・　・　・　！　？　】

【　親父は癌では死なない　！　？　】

　？　？　？　？　？　！

何をふざけた事を言っているのか　？

と心底思ったのです。

でした。

ところがこの発言どおりになりました。

結局親父さんは膀胱癌の手術を　！

計六回　！　する事になったのです。

福井市の藤田記念病院の副院長に三回　！

親父さんの家のすぐ近く東大阪市の河内総合病院で三回　！

しました。

何故か　？

転移はしませんでしたが膀胱内に何回も癌が出てきたのです。

三回目の手術の後で　！

叔父である患者と　！

甥で病気を治す副院長の医者と　！　が

【　もめた　】　のです。

それは拳骨和尚の親父さんの

【　医者のくせに患者の病気もよう治さんのか　】　の発言でした。

続く。

　拳骨和尚