【 立つ鳥跡を濁さず 】 とは言うものの ・・・
こんなのは人間が勝手に作った言葉 ・・・
実際は違う ・・・ フンだらけ !
今朝六羽の雛たちの飛行訓練が始まった。
巣立ちも近い。
巣立ったらもう巣には戻らない。
今年はみんなで八羽の雛が生まれた。
巣のすぐ下に竹の垣根がある。
地上から1.2m。
そこに親ツバメが止まる時がある ・・・ それを狙う福一家の子猫たち。
見つけると ・・・
止めろよ ~ この寺の家族だぞ ~ と言って聞かせる。
全員振り返り拳骨和尚の顔を見る。
その素振りがなんとも言えない ・・・
言っても無駄かな ~ と思ったが ・・・ 聞いてくれたような気がした。
東南アジアで避寒したツバメたちは生まれ故郷の日本で産卵し子育てをする。
秋風が吹く頃に東南アジアに帰ってゆく。
その数 ・・・ 知りようがない。
でも拳骨和尚は信じている ・・・ この子達はタイのバンコクに帰ると ・・・
何故かと言うと ・・・ 亡き姉の檀那と姪夫婦が住んでいるから。
昨日は亡き姉の祥月命日。
日本で亡くなったが ・・・
魂魄はツバメと一緒にバンコクに帰った。
八月のお盆にはまたこの寺に母に会いに来るだろう。
なんて勝手に思っています。
このフンは全部虫たちです。
この虫たちの命が雛たちに引き継がれてゆきます。
生まれて初めて雛達のフンに読経した。
成仏しろよ ~ 。
そんなことを考えていると ・・・
フンの後片付けもまた楽しからずや ! です。
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