拳骨和尚の辻説法

１０の－２３乗　・・・

【　－１００００．００００００００００．００００００００００．】　

【　淨　】　・・・

六根を通じて入ってくる六境　【　色　・　声　・　香　・　味　・　触　・　法　】　が

１０の－２３乗になる　・・・・・・・

一体　！　何の事だろう　？


拳骨和尚は見逃していた　・・・・


和尚さん　！　何を見逃していたのですか　？


はい　！　六根清浄の　【　六根　】　をです。

六根に入ってくる六境の　【　色　・　声　・　香　・　味　・　触　・　法　】　に

気をとられていたのです。

しかし現実の問題では入ってくる情報よりも　・・・

受け取るほうに問題があると解りました。


答えは始めから書いてあったのです。


１０の－２３乗なんて認識できません　・・・

認識できる人は素晴らしい頭脳の持ち主です。

１０の－２３乗　・・・ が浄です。

これに近い数字がありました。


どこにですか　？


法華経の法師功徳品第十九にです。

五種法師の得る功徳です。


８００の眼　・・・

１２００の耳　・・・

８００の鼻　・・・

１２００の舌　・・・

８００の身　・・・

１２００の意　・・・


拳骨和尚はこの数字を電卓で掛け算しました。

８００×１２００×８００×１２００×　・・・

五回目でエラーです。

１２桁ですので１０００億まで計算できます。

仕方がないので紙で筆算しました。


【　８８４．７３６．０００．０００．０００．０００　】　になりました。

【　８８京４７３６兆　・・・　】　です。

【　１０の１７乗　】　になりました。

でも眼と耳と鼻の穴は二個ずつありますから　・・　×２×２×２　・・　です。

計算が面倒くさくなくなってしませんでしたが

正直びっくりしました。


ほぼ同じ数字になるのではないか　・・・

六根に入ってくる情報量は半端ではないと思うのです。

その中でも眼から入る情報は８０パーセント超です。


もしその眼が節穴だったら　・・・

耳が竹輪だったら　・・・

鼻が花粉症だったら　・・・

舌がミネラル　(　亜鉛　)　不足だったら　・・・

身が何ヶ月も風呂に入らず垢がこびりついていたら　・・・


そして意が何かに囚われて執着して離れなくなってしまったなら　・・・


八正道の始めの正見が始めから無くなります。



まあ　～　そんな訳です。


法華経の法師功徳品第十九ではこの功徳を得る方法は一つ　・・・　と書かれています。

【　授持　・　読　・　誦　・　解説　・　書写　】　です。

これが必要条件です。

物理的に法華経二十八品を手に入れましょう。　(　６８００円位で買えます　)

でないと授持しようがありません。

授持しないと読も誦も解説も書写もあり得ません。

後は言わずもがなです。


五種の修行の最後は　【　書写　】　です。

これの完遂　・　完成なくして　【　六根清浄　】　はあり得ないようです。

清も浄も莫大な数字です。

漢字の意味はどちらも汚れたものを綺麗にする　！　です。

入ってきたものを後から綺麗に清浄化するのは

大変手間もヒマも費用もかかります。

ですから六根清浄にしておけば　・・・

始めからおかしな情報は入ってこないのかも知れません。


日蓮聖人も言っています。

六根清浄の果報が成仏だと　・・・