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2025/04/22 13:17 |
辻説法 1136 【 石の日の丸 】

みなさん ! ごきげんいかがですか。

辻説法 1133 【 ? 】 の続きです。


拳骨和尚は次に行くお寺の役員のお一人から真円の硯を頂きました。

頂いた理由が 【 大曼荼羅の書写と写経にお使いください 】 でした。

大きな桐箱の蓋を取った瞬間の映像です。

おお ! !

607b7fb7.jpeg








まさに 【 日の丸 】 だったのです。

それも石の日の丸です。


辻説法 1117 【 虎を作った人 】 で紹介しました

滋賀県高島市の【 福井永昌堂 】 で見た

拳骨和尚の 【 垂涎の硯 】 です。


http://mizuholand.com/SHOP/su-0003.html


直径 17.3 厚 2.5 ( cm )

何と美しい !

思わず ! 見とれてしまいました。

涎が垂れていたかもしれません。

値段は ! 【 150.000円 】 です。

とほほ ~ ・ ・ ・ ・

日本一の貧乏和尚に買えるわけがありません。


でも ! いつかは ・ ・ ・ きっと ・ ・ ・ 

うわ言を呟いていました。


頂いた硯は 【 対馬若田石硯 】 と書かれていました。

平安の女流作家 【 紫式部 】 が源氏物語を執筆した時の硯です。

現物は滋賀の石山寺の源氏文庫に大切に保管されているそうです。


f1ec7c2a.jpeg











う~ん ! 

思わず唸ってしまいました。

今度の寺の山号が 【 紫雲山 】 だったからです。

おまけにサイズが一回り大きかったのです。

20センチの直径でした。

海の量がすごいです。

因みに中国では 【 海量 】 とは 【 大酒のみ 】 の意味です。

大曼荼羅を書写するにはもってこいの墨の量です。

ありがたいなあ ~ ! と思いました。


蓋を取り二つ並べて見ると何処かで見た光景です。

拳骨和尚は30年前に中国の東北の黒竜江省のハルビンで

とても不思議な光景を見ました。


2b8e52c0.jpeg









真夜中の2時にあまりの明るさに目が覚めました。

ホテルの窓から空を見ると

何と ! 日と月が二つ仲良く並んでいるのです。

それも同じ大きさです。

明るさも同じでした。

寝ぼけているのかと思い目をこすって見ましたが見間違いではありません。


【 日月の光明の能く諸の幽冥を除くが如く 】 ( 妙法蓮華経如来神力品第二十一 ) 


日月が本当に二つ並んで

同じ大きさで

同じ明るさで

光っているのを見たのです。


思わず ! 御題目を唱えていました。


でも ! これって常識です。

日食は月と太陽が重なることです。

ですから この光景は日常茶飯事なのかも知れません。

ただ ! 人間が気がつかないだけなんだ。


今回この硯を頂いて決意を新たにしました。

明日 ! この寺に入ります。


 
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2010/10/09 17:59 | Comments(0) | TrackBack() | 未選択

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