みなさん ! ごきげんいかがですか。
拳骨和尚の愛用の文鎮です。
中国人の曹旭東先生に頂いたものです。
この一対の文鎮で ! 二千体の大曼荼羅の書写を完遂しました。
この文鎮無しでは困難であったと思います。
材質は木で漆塗りの高級品です。
和紙の上を滑らせても傷も付きません。
勿論破れたりした事など一度もありません。
それほど体に馴染んだものなのです。
この文鎮には ! 詩句が彫刻してあります。
見れば見るほど惚れ惚れする字なのです。
拳骨和尚も書家の端くれ !
死ぬまでに一回でよいから !
このような字がかけたらなあ~と何時も思っていました。
何時も思っているくせに !
一体誰が書いた詩か ?
なんと書いてあるのか ?
調べもしなかったのです。
本当に人間と言う生き物は 【 横着 】 にできています。
今回 !
二千体の大曼荼羅を書写するに当り
書道具を蓮華寺に全部もって行きました。
曹さんと一緒に蓮華寺に行った時 !
聞いて教えてもらおうと思っていたのです。
ところが ! 時間が足らなくて蓮華寺には行けませんでした。
帰国後文鎮の写真をメールにて教えを請いました。
返事です。
【 名画要如詩句読 】 「 名画を詩句の如し読む 」
【 古琴兼作水聲聴 】 「 古琴を水の音と兼ね備えて聞く 」
【 名画を詩句が如く読む ( ねばならないように )
古琴の音もまた水の聲 ( 声 ) として兼ね備え聴く 】
拳骨和尚曰く
『 我が師日蓮の文字による大曼荼羅は見事な 【 名画 】 です。
その名画である 【 大曼荼羅 】 が話しかけ呼びかけてきます。
その声はいくら小さくても古琴のように岩をも貫く水音のようです。』
この書には 【 啓功 】 と署名されていました。
これも曹さんに教えていただきました。
この書家は 中国で最も有名な書道家 【 愛新覚羅 啓功 】 先生です。
http://
知りませんでした。
この中国を代表する 【 書法家 】 の文鎮にずっと !
見守られていたと思うと !
今更ながら感動します。
この曹先生より頂いた文鎮があればこそ !
大曼荼羅二千体書写行が出来たと思います。
死ぬまで !
大切に使わせて頂ます。
ありがとうございました。
PR
トラックバック
トラックバックURL: