みなさん ! ごきげんいかがですか。
拳骨和尚は七日に二体の大曼荼羅書写をいたしました。
その日は雨が降っていました。
湿気が半端ではありませんでした。
墨の渇きが遅く中々乾かずにいました。
間延びする時間を有効に使う為に
二体の書写を同時進行しました。
二千一体目と二千二体目です。
使用した和紙は 【 寶蘭 】 です。
この和紙 ! とても気に入っているのです。
二千体目の大曼荼羅から 【 通し番号 】 を書き入れました。
なぜなら !
大石寺の管長さんの書写した大量印刷の曼荼羅と間違われたら
心外だ ! からです。
曼荼羅の脇書きに 【 五千幅之内 】 とか 【 壱万幅之内 】
と書かれた曼荼羅があります。
この 【 幅 】 を使うときは 【 全体の数量 】 です。
同じものが 【 五千 ・ 壱万 】 ある ! と言う意味です。
五千 ・ 壱万 と言う数字は !
一人の人間が一生涯を費やして !
それだけに専念して書写出来得る数字です。
ですから全日蓮宗の歴史の中で 【 一千体書写 】 の記録が無いのです。
拳骨和尚は松本修明上人から以下の文を書き入れるよう指示されました。
【 内証発迹顕本願業書写 第二千○○番之大曼荼羅也 】
この一行がある限り ! 拳骨和尚の直筆です。
此処大津の堅田の富士山蓮華寺は !
【 大曼荼羅書写の道場 】 です。
経( 妙法蓮華経如来神力品第二十一 ) に曰く
【 当知是処 即是道場 】
【 当に知るべし 是の処は 即ち是れ道場なり 】
【 三世の諸仏が 悟りを開き 法輪を転じ 成道したもうた !
本当の法華の道場 】 です。
※
参考までに過去の辻説法をお読みください。
辻説法 991 【 マッチポンプ 】 2009年5月22日
http://genkotuoshou.blog.shinobi.jp/Entry/360/
辻説法 992 【 見落としていました 】 2009年5月23日
http://genkotuoshou.blog.shinobi.jp/Entry/361/
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