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2025/07/22 19:29 |
拳骨和尚の辻説法 その798 【 文永八年十二月五日 】
みなさん ! ごきげんいかがですか。

今 ! 拳骨和尚の魂は佐渡島にいます。

時は文永八年 ( 1271年 ) 十二月の五日です。

新暦の大晦日です。

我が師日蓮は文永八年九月十二日に龍口で斬首刑に遭います。

何とか免れて命拾いをします。

約1カ月間日蓮は相模国 ( 現在の神奈川県厚木市北部 ) にある

本間六郎左衛門 ( 佐渡国の守護代 ) の館に留め置かれます。

佐渡に到着した後

死人を捨て置く京の都の洛北の蓮台野に似た

二間四方の板間の合わない雪の吹き込む

塚原の 【 三昧堂 】 に捨て置かれたのは 十一月一日の事です。

そのお堂で腰まで雪に埋もれて初めての冬を迎えるのです。

塚原の三昧堂には生涯に渡り所持された 【 釈迦牟尼仏 】 を

御安置されます。

誰がなんと言おうと歴史の事実です。

この時にはまだ大曼荼羅は書かれていません。

書かれたのは開目抄を書かれ観心の本尊抄を書かれた後の

翌年の事です。

今拳骨和尚は腰から下が冷えています。

大聖人の苦難をそのまま感じています。

絶望の中で来年の希望を暖めておられたのです。

拳骨和尚も大聖人の後を歩いて行きます。


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2008/12/31 21:31 | Comments(0) | TrackBack() | 未選択

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