【 さて工事が始まった 】
昨日は勤労感謝の日。
昔は新嘗祭といった。
この日に工事を開始した。
まずは天水受け。
でも本当は一つしかいらない。
でも友人の社長は二つ買ってくれ! と言う。
何故なら ~ 対だから。
でっ ! おいくらなの ?
いくらだったら買う ? 指値してくれ !
そんなことを言うなら ! お布施してくれと言うよ。
○十万 !
二つでか ?
だったら一つでいい。
そんなこと言わずに ~ 半額にするから二つもって帰ってくれ !
で二つ買った。
もう何十年も雨ざらしになっていたので磨きが荒れていた。
そのままでいいよ ~ と言ったのに磨き直してくれた。
石屋のプライドが許さなかったのでしょう。
取り付け作業もいい ! と言っていたのに
取り付けまでしてくれた。
ありがとう ! ございました。
本堂に向かって左側の天水受けは飾りです。
【 苔を持ってきて下さいました 】
卒哭忌の翌日。
月曜日の夕方に施主の奥さんがワザワザ苔を持ってきてくださった。
四十九日の法要が終わり卒哭忌の打ち合わせに何回かお寺に来られた。
その度に拳骨和尚が苔を植えている姿を目撃。
来られる度に苔の面積が広くなっている。
それで ~ 苔を持ってきて下さいました。
初めてのことです ~ 嬉しさで飛び上がりました。
インドで一番の大金持ちの長者が乞食になり
皇太子の2万坪のマンゴー園に金貨を敷きつめ
祇園精舎を寄進した須達長者の気持ちが少し分かった。
だって !
拳骨和尚はこの寺全部に苔を敷きつめようと思っている。
山吹色の金貨より苔の青の方が ~ よろしいかと。
【 無事に引越が終りました 】
今年の六月にひょんなことから知り合いになった。
成田山明勝寺の住職さん。
いっぺんに仲良しになった。
これ ~ お大師さんですよね ?
はい ! そのとおりです。
いきさつを簡単にお話した。
納得された。
20日の日曜日に卒哭忌の法要をご自宅で。
卒哭忌(そつこくき)とは百箇日忌のこと。
慟哭と言う悲しみから卒業する意味である。
その施主さんがやはりお大師さんが ~ ?
やはり野におけ蓮華草。
お大師さんが一番必要な真言宗のお寺に・・・
とても喜んでくださった。
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やっと肩の荷が下りた。