【 たとえが間違っていやせんか ? 】
拳骨和尚は子供の時からこりゃ~たとえがおかしい ! 間違っていやせんか ?
と思っていたことがある。
それは 【 足代 】 である。
【 あじろ 】 と読めば東大阪市の地名 ・・・ 郵便局も小学校もある。
【 あしだい 】 と読めば旅行などの交通費、及びクラブの綺麗なおねえちゃんのタクシー代。
【 あししろ 】 と読めば ・・・ 【 足場 】 のことになる。
【 足場 】
主として建物の外壁や外まわりの工事を行う際、作業用の足がかりにするために
組み立てられる部材のこと。現在はほとんど鉄製のパイプが用いられ工事完了後に取り払う。
「 Weblio辞書 570の専門辞書や国語辞典百科事典から一度に検索 ! 」より。
この建物と足場を法華経とそれ以外の仏教経典に例えた僧がいる。
鎌倉時代の日蓮である。
もともと足場とは建物が完成したら取り外すもの ! と相場が決まっている。
それを何時までも後生大事にしているのは狂気の沙汰。
これ常識の中の常識。
しかし問題はここから ~ 足場に例えられた法華経を除く仏教経典の一切を取り除いてしまったら !
仏教は !
一体 どのようにして学ぶのか ?
どのようにして実践するのか ?
実際 ・・・ 困った ! ものである。
最近は法華経の前半の14品 ( 迹門 ・ しゃくもん ) も謗法( ほうぼう )
だと言われている。
( ご受戒の時 ~ 爾前・迹門の謗法を捨てて法華本門の本尊と戒壇と題目を
た
もち奉るや否や ・・・ たもち奉るべし ) と言ったはず。
この建物と足場の例え ・・・ 現代ではそぐわなくなってきている。
何かが足りない !
それは 【 設計図面 】 である。
図面なしでは建物も足場も作れない !
【 足場の図面 】
http://
一つ一つ全部違う建物を足場の部材は効率よく再利用できるように既製品・規格品を使う。
そうでなければ ~ 足が出る。
こう思う !
法華経は建物と足場を 無駄なく・効率よく・誰も怪我しない為の
実践マニュアル ! だと。。。
実際 ! 工事現場の死亡事故の四割は高所からの転落事故が原因。
この寺の墓地が九分通りもう出来上がった。
図面どおりに ・・・ もう少しで完成する。
今回墓地の工事には足場は一切使わなかった。
使う必要がなかったから。
その代わりコンクリートの型枠を使用した。
何事もそうだが ~ 設計図面がなければ絶対に出来ない !
それと ~ お足がなければ手も出ないし首も回らない。
その代わり足が出る心配もない。
なかなか出来ない墓地だけに ~ ボチボチ ~ となんていうのは後者が原因 ・・・
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