【 実は・・・ 】
この来迎図には阿弥陀如来が二人いらっしゃる ・・・ のです。
ご存知の方はしばし沈黙を。
【 勢至菩薩 】 と 【 観世音菩薩 】 は阿弥陀如来の左右の脇士ですね。
左側が勢至菩薩。
右側が観世音菩薩。
観世音菩薩は阿弥陀如来の 【 慈悲 】 の化身とされている。
勢至菩薩は 【 智慧 】 の化身とされている。
無量寿経と観無量寿経にでてくるよ。
阿弥陀仏の智慧 ・・・ 【 妙観察智 ・ みょうかんざっち 】 の事です。
【 妙 】 は妙法蓮華経の妙 ・・・ 不可思議の事 ・・・ 10の65乗のこと。
観察は観察 ・・・ 上から下から前から後ろから横から斜めから ~
これでもか ! と穴のあくまで何回も何回も観たおす事。
数えられないぐらい ~ よく観て ~ 比べて ・・・ そこから導かれる智慧の事。
この人が勢至菩薩。
すごい ! 【 勢いが頂点に至る 】 菩薩さん。
さて観世音菩薩は何処に出てこられるか ?
妙法蓮華経と般若心経が有名。
法華経では観世音菩薩。
心経では観自在菩薩。
もう一つある 【 光世音菩薩 】 と言う。
この名前が一番古い。
総合的な役目は 【 光と音を自在に観る 】 菩薩さん。
光は映像・姿 ・・・ 世音は一切衆生の声 ・・・ を聞いていたのでは間に合わないから
両方とも観る ~ 菩薩さん。
何かすごい名前だね。
法華経の観世音菩薩はもともとは独立した観音経と言う名のお経だった ・・・ らしい。
何時の時代か分からんが妙法蓮華経の 【 観世音菩薩普門品第二十五 】 として
組み入れられた ・・・ らしい
と習った。
その観世音菩薩の宝冠に阿弥陀如来が鎮座ましましている。
正式な作法に則った仏像 ・ 仏画はそのように造られ画かれている。
ですから ~ 橋本先生から頂いたこの来迎図には阿弥陀如来が二人いらっしゃるのです。
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