【 あまりに忙しすぎて ～ 忘れた 】
あまりに忙しすぎては ・・・ 遠方からお参り来られ一泊されたお二人のおもてなし。
制約のある時間内に出来る事を全部してあげようと欲張った ！
一体 ！ 何を ！ 忘れたかと言うと ・・・ 仏画。
何の仏画かと言うと 【 弥陀三尊来迎図 】 です。
もう二年半も前になる ・・・ 創作人形作家の橋本先生が奥さんと一緒に始めて
寺に来られた時のこと。
大きなダンボール箱に入った額を二つ持って来られた。
何だろう ？ と思ったがか ～ すぐに何だか判った ！
以前橋本先生の京都の別荘で泊めていただいた時に見せていただいた ～ 【 孔雀明王 】 の仏画。
でも ～ 二つある ・・・
もう一つは何だろう ？
答えはすぐに出た。
御開帳 ！
【 弥陀三尊来迎図 】 だった。
この仏画は見たことがなかった。
橋本先生曰く ・・・ 私のところにあるよりお寺にあるほうが ～ と。
この仏画橋本先生の友人の仏画師の先生が書かれたものである。
それを頂かれたそうな。
仏画と言っても色々ある。
下絵を線引きされた用紙に ・・・ いわゆる塗り絵。
完成した絵は綺麗であるが ・・・ いただけない。
この仏画はすべて ・・・ 手書き。
迫力が比べ物にならない。
また比べてはならない。
拳骨和尚も長い間しまいこんでいたので ～ お参りに来た人にご開帳するのを ・・・
いつも忘れてしまう。
帰られた後で ～ しまった ！ といつも思い出す。
今回 ～ 初めて御開帳した。
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