拳骨和尚の辻説法

【　年中無休　】　

辻説法　１７７６　【　拳骨和尚に明日は無い　・・・　】　

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で書いた通りのことを実感　・　体感した一年　・・・　いや師走。

葬儀の最終日は３１日。

中にはかなり遠方もある。


今は御仏飯を頂戴する身。

学生　・　サラリーマン　・　会社社長時代も　・・・　出家得度して坊さんになってからも

大晦日に　・・・　決して忘れたことなどなっかた事がある。


流石の　？　拳骨和尚も　・・・　今日が何日なのか　・・・　分らなくなった。


大晦日の夜　・・・　酒を飲むのを　・・・　飯を食うのも　・・・　忘れた。

テレビをつけ放っしで　・・・　布団を敷いてあるにもかかわらず　・・・

コタツで　・・・　泥のように眠りこけた。


目が覚めた。

五時　！

気分爽快　！


本堂で勤行。

温度　・・・　０度。

一人の時は　・・・　どんなに寒くても暖房は入れない。


日本の仏教各派は葬儀とともにある。

南都六宗を除いて　・・・　現代でも薬師寺や東大寺の僧は葬儀をしない。


では薬師寺や東大寺の僧が亡くなった時は　？

浄土宗や禅宗のお坊さんに葬儀を依頼する。

浄土真宗や日蓮宗には依頼は来ない。

釈尊の　・・・　出家は葬儀にかかわるな　・・・　の伝統を今でも守っている。


日本は正月に全員一つ年を取る。

今は西欧流に誕生日に年を取るが　・・・

確実に　！　死に一歩近づいた。

この年になると　・・・　棺おけに首まで入ったと実感する。

只今　！　臨終を迎えてもおかしくない　・・・

正月早々　！　縁起でもない　・・・　と言われそうだが。

浮かれた気分に　・・・　頭から冷や水を浴びせるのも　・・・　坊さんの仕事の一つ。


三日から墓地の工事も再開する。

予約も入りだした。

本当のところ　・・・　猫の手も借りたい　(　五人　・　匹いる　)

でも　～　役に立たない。


釈尊の十大弟子の智慧第一の舎利弗尊者は　・・・　お釈迦様より先に亡くなった。

お釈迦様は舎利弗を後継者に決めていた。

死は　・・・　順不同。

その嘆きは　・・・　言葉で表せない。

後継の弟子を決め育てなくては　・・・　と真剣に思い始めた。

　
さて　～　平成二十五年度の寺の行事予定表を書けなかったのでこれから書く。

変な字を書かないように　・・・　心がけよう。


今年の目標　！　かつ　生涯の指針。

【　脱　！　信心　・　信仰　・　宗教のススメ　】


仏教は　・・・　学習するもの

仏法は　・・・　実践するもの

では　！　信心　・　信仰　・　宗教は　？


次回の辻説法で。


そろそろ新年のお参りが始まる。

用意しなくては　・・・