【 名前の分からない仏 】 はたくさんいますが ・・・ 名前のない仏はいません。
辻説法 1653 【 平家納経 妙法蓮華経 薬草諭品第五 】 の見返しに画かれた
紅い衣をつけた仏さま。
紅い蓮華の台に座っていらっしゃる ・・
http://genkotuoshou.blog.shinobi.jp/Entry/994/
紅い蓮華 ?
薄いピンクや白い蓮華は知っている見たこともあるが ・・・
紅蓮華 ・・・ グレンの蓮 ・・・ 紅蓮の炎 ・・・ 紅蓮地獄 ・・・
と連想が始まった。
本当にあるのか ?
あった !
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現代では 【 紅蓮の炎 】 とか言って身を焼くほどの恋を言うみたい。
現に石川さゆりの歌にも
【 ♪ 何があってももういいの ~ くらくら燃える 火をくぐり 】 とある。
紅蓮は紅色の蓮の花 ・・・ 猛火の炎の色に例えられる。
それと仏教では紅蓮をとても耐えられない寒さのたとえにしている。
八寒地獄の七番目である紅蓮地獄の略称 ・・・
死後そこに堕ちた者は酷い寒さで背中の皮膚が裂け ・・・
その裂けた傷口が 【 紅の蓮華 】 のようになるという。
すごい例え話だと思う ・・・ 想像してみてごらん 。
どうしても ・・・ この仏さまの名前を知りたくなった。
でっ ! 何時もの仏さま探しの旅に出た。
この旅に出ると ・・・ 二 ~ 三日帰ってこれない。
何故か ?
たくさんの仏さまが拳骨和尚を待ち構えているから ・・・ です。
今回もそうでした。
そしてお名前は ・・・ そのものズバリでした。
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